概要
バニラ37℃は1984年(理由は後述)から1985年にむつ利之が「ぎゃんばらギャンブル」に続き、週刊少年マガジンで連載したギャグ漫画であり、1985年1号(実際の発売は1984年暮れの為)から連載開始された。交通事故で死亡した女子高生がサイボーグとして復活し、様々な騒動を繰り広げる反面、前作がギャンブルがテーマだった為、読者層が偏った為、他の読者に読んでもらおうと、様々な試行錯誤が見られたが、作品自体は人気が低迷したのか迷走し、1985年32号で連載打ち切りとなった。
連載終了後の1985年12月2日にフジテレビ系の一部系列局で放送された月曜ドラマランドで石野陽子主演の「サイボーグ女子高生バニラ37°C」の題名でドラマ化された。
あらすじ
女子高生・甘井バニラは交通事故で生涯を終えた…、かに見えたが1週間後にサイボーグとして復活する。そして、そんなバニラを改造した博士はバニラのお目付けとして日本へやって来る。そんなバニラに周りの人々は様々な出来事を繰り広げる。
登場人物
甘井バニラ 主人公でサイボーグ女子高生。ノンオプションで飛行し、怪力を持っている。但し力はセルフコントロールが可能である。
余談
単行本が発売された当時、最終巻の頁が足りなかったので、月刊少年マガジンで短命に終わった「愛してカッぺ」が収録されていた。その後、ドットコムコミックで復刻されるも、「愛してカッペ」が収録されているかは不明。