概要
週刊少年マガジン(講談社)にて1987年から1993年にかけて連載された。単行本は全31巻。
むつ利之初のストーリー漫画である。高校野球編とプロ野球編と言える飛翔編の二部構成となり、前者はちばあきおのキャプテンを思わせるスポ根モノと、後のあだち充原作クロスゲームと同様、甲子園常勝チームの管理体制を批判しており、後者はセ・リーグの架空チーム千葉マリンズを舞台に米映画メジャーリーグ(映画)を連想するサクセスストーリーとなっている。
連載終了後、「上を向いて歩こう!」と「復活!!第三野球部」の二つの続編が執筆された。
物語
第一部
対一軍編
甲子園出場校・桜高校は三軍体制を取り過酷な競争を課し、体制を維持していた。主人公・檜あすなろや桜高校三軍は周囲から馬鹿にされながらも野球を愛していた。
そんなある日、鬼頭総監督から三軍解散を命じられるが、三軍の一人の発言から「解散するなら最後に一軍との練習試合をさせて欲しい」と一軍に勝ったら三軍の解散は撤回すると約束させる。
ある事情で離れていた海堂タケシをあすなろは根性で説得、三軍の監督となった海堂タケシの血の滲む様な特訓を経て、銚子工業との練習試合を経て一軍と対決。一軍に勝利する。
甲子園予選編
晴れて一軍となった桜高校三軍。しかし、一軍のユニフォームを拒み、敢えて三軍のユニフォームのまま甲子園予選へ出場。周囲の逆風にもめげず快進撃を続け、決勝戦の黒潮高校は苦戦しながらも辛うじて甲子園出場を決める。
甲子園大会編
甲子園大会へ出場した三軍は数々の全国の強豪と対決。決勝戦では陸奥高校と対戦し、惜しくも準優勝となった。
三年生編
海堂らが卒業後、3人の新一年生と共に再び甲子園を目指す。準決勝で黒潮高校に勝利したが、決勝戦で銚子工業に敗れ、第三野球部の夏は終わりを告げた。
飛翔編
三年生の甲子園大会後、ライバル校の桑本聡はプロ入りを、あすなろは国立大学進学を目指すが、桑本はセ・リーグのお荷物チーム千葉マリンズ(架空チーム)にドラフト1位に、あすなろはドラフト2位で指名され、あすなろはスカウトマン・小暮の言葉に感銘を受け、国立大学受験を蹴り、千葉マリーンズに入団する。
しかし、千葉マリンズは悪徳オーナーがチーム身売りを企み、様々な陰謀を張り巡らしていた!外からはお荷物チーム、内部ではオーナーの妨害と言う逆境下でペナントレースが始まった。
登場人物
桜高校関係者
モデルは長嶋茂雄の出身高校である千葉県立佐倉高校(但し桜高校は私立高校)。
桜高校三軍
檜あすなろ(CV・菊池英博)
主人公。登山遭難で父親を亡くした豆腐屋の母子家庭。いじめられっ子だったが、次第に根性を付け、負けず嫌いの努力家となる。高校時代に身長も急成長し、国立大学にも合格するなど文武両道である。
続編の「上を向いて歩こう!」では桜高校の監督に就任していたが、「復活!!第三野球部」では別の高校の監督になっている。
村下夕子(CV・鶴ひろみ)
あすなろの同級生にして野球マネージャー。当初は三軍のメンバーだったが、女子は野球の試合に出られない為、従兄の達郎に交替し、再びマネージャーとなる。
海堂タケシ(CV・玄田哲章)
あすなろのパートナーとなる三軍監督。鬼頭総監督との対立から野球を止めていたが、あすなろの熱意に打たれ復帰。それに応えるべく猛特訓を課する。その後は三軍のリーダーとなり、仲間達を導く。
高校卒業後は関東六大学の早稲田大学へ進学し、その後千葉マリンズへ入団する。
双子の兄でバントの名手かつ俊足。対面で右側にホクロとハゲがある。
白石(弟)(CV・小粥よう子)
双子の弟で、兄同様バントの名手かつ俊足。対面で左側にホクロとハゲがある。甲子園では先制のホームランを打っている。
小西カズオ(CV・塩屋浩三)
当初は根性無しだったが次第に成長。怪力で三振が多いがバットに当たると勢いよく飛び、また強肩でライトゴロに仕留めたり投手をしたこともある。最終回では桜高校野球部顧問となり、あすなろの為に敢えて監督を空席にして待っていた。
上述の白石兄弟とはよくケンカをするが、意気投合することもあり仲が悪いわけではない。
石井孝司(CV・金丸淳一)
眼鏡少年知性派。守備の名手で、ファインプレーを連発している。打撃はさっぱりであったが、後述の土屋のアドバイスにより克服し、甲子園ではサヨナラヒットを打っている。
高橋ひろし(CV・龍田直樹)
チーム屈指のガッツマンで、打撃や守備も根性で乗り切る。また視力が良く、球筋や癖を気付いてアドバイスを送っている。小西と白石兄弟のケンカの仲裁役でもある。
斉藤輪大(CV・二又一成)
住職の息子のノッポ。「~何だな」が口癖で、彼の発言が物語の発端となる。当初は「俺」だったが何時の間にか「僕」になっている。普段はのほほんとしているが、怒ったら止められない性格。「復活!!第三野球部」では監督をしている。
田村達郎(CV・井上和彦)
夕子の従兄。元テニス部で、スイッチヒッターとなった。次第に三軍のメンバーに馴染んでいったが、原作後半は出番が減った。元テニス部の打者とは陽あたり良好!の美樹本伸を連想する。
桜高校野球部関係者
京本直哉(CV・山寺宏一)
開始時点の一軍のエース。三軍との試合に敗れ退部しようとしたが、三軍から努力で這い上がったことがわかり、あすなろ達の説得で三軍に加わる。出場機会がなかったが甲子園準決勝で登板し、完投勝利を挙げる。卒業後は海堂らと共に早稲田大学へ進学する。
桜井哲也(CV・龍田直樹)
京本のパートナーのキャッチャー。京本と共に退部しようとしたが、京本と共に三軍に参加。選手層の薄い三軍を補うため投手以外の全ポジションを任せられるユーティリティープレイヤーとなり、県大会決勝では高橋に代わりセンターに就いた。甲子園準決勝でもキャッチャーで出場。
工藤(回想シーンのみ登場)
元桜高校野球部投手で、夏の甲子園での連投で肩を壊し退部・退学。その事が海堂と鬼頭総監督との対立の原因となる。
鬼頭総監督(CV・田中秀幸)
桜高校総監督。総監督の肩書き通り、一軍、本編未登場の二軍、三軍の監督を務める。
勝利至上主義者だった為に海堂と対立。理事長にある弱みを握られていた。中の人が同じタッチの柏葉英二郎と対照的なキャラクターであった。
その他の桜高校関係者
鬼頭さゆり(CV・高橋美紀)
総監督の娘で、難病で治療費が必要だった為、父親は勝利至上主義者になってしまった。
所沢部長
古文教師であるが、時に重みのある言葉を発し、三軍の勝利に陰ながら貢献した。
岩田理事長(CV・石森達幸)
桜高校の理事長。
極端な勝利至上主義者だったのは家庭の事情で野球を断念したからであった。
銚子工業高校
モデルは甲子園優勝経験のある千葉県立銚子商業高校。
桑本聡(CV・千葉繁)
銚子工業高校のピッチャーでかなりの強敵である。練習試合時は細い体から繰り出す変化球投手であったが、あすなろに勝つためウェイトトレーニングを行ない剛速球投手になる。三年次は桜高校を破りその勢いで甲子園も優勝した。飛翔編ではあすなろのチームメイトとなり、オーナーの陰謀に翻弄されながらも足掻く。
指宿健二(CV・沢木郁也)
銚子工業のキャプテンで海堂と同期、チャンスに滅法強い熱血漢で、桑本を修整する事もあった。
黒潮高校
モデルは不明だが、房総半島南部の太平洋側の高校とされている。
五十嵐幸夫(CV・戸谷公次)
黒潮高校の四番でエース。アニメ版のラスボスである。テレビコードの問題で家庭環境が変更されており、原作は売春している姉と二人暮らし、アニメ版は父から秀才だった兄と比較され、兄の死後父からの虐待が悪化、更に非行に走った所を板垣監督と出会い、改心した事になっている。
土屋秀夫(CV・掛川裕彦)
五十嵐とバッテリーを組む。天秤打法の使い手。県決勝後石井と会い、守備が向上するグラブと引き換えに天秤打法を伝授する。
板垣監督
黒潮高校野球部の監督で初老だが、鬼頭総監督も頭を下げる程の威光を持っている。
アニメ版では五十嵐が非行から立ち直る契機を作った。
飛翔編
神龍一
マリンズの元四番かつエースであったがオーナーの策略で20年間飼い殺しに遭い、20年ぶりに1軍に復帰。最初は腐っていたがあすなろや桑本を見て奮起。ブランクを感じさせない打撃で打率2位とチームに貢献する。「上を向いて歩こう!」では最初はスカウトであったが途中からマリンズの監督に就任する。
野森
通称ノムさんで当初は捕手だったが一塁手へ転向し、連続盗塁記録の日本記録を達成する。元ネタとされる野村克也と同様知略を武器に活躍し、ギャグメーカーポジションのキャラクターである。ヤクルトスワローズを模したヤスルトにも野村元監督と類似の人物が登場したが、作者曰く「他人の空似」との事。
チャーリー・ハーマー
元セントラル・カージナルスの選手で、小暮監督がオーナーを上手く丸めて獲得。打力は無いが守備のセンスは一流である。日系2世のハワイ人であった亡き祖父の夢だった「日本で野球をしたい」との遺言を果たす為に来日。二人目のギャグメーカーと言える。
ジョージ・ベートーベン
元3Aの問題選手で、「バスタージョー」の異名を持つ。マリンズの成績低迷を起こす為に獲得した。だが逆に思わぬ形でマリンズを救う事になる。
若見荘二
若手のリーダー。当初はマリンズを低迷に加担していたが、小暮新監督の修整とマリンズのオーナーの陰謀を知り改心。
黒姫達也
マリンズ初期の監督でオーナーの忠犬と言える「最下位請負人」オーナーの策略でフロント入りするが、何をやっても上手くいかない。
小暮憲三
当初はマリンズのスカウトマンでチャーリーの祖父とは知り合いだった。 プロ野球では一試合しか投げられず、兵役で肩を壊す。
あすなろのプロ入りを決意されたと同時に、マリンズ身売りの陰謀を知り、監督就任と同時にチームに活を入れ、マリンズ優勝の為に内外で活躍する。
オーナー
飛翔編の黒幕。マリンズの身売りを企み、あの手この手で妨害し、その陰険さは元ネタのオーナーをも凌駕する。だがやることなすこと返り討ちに遭い、最後は思わぬ形の報いを受けるハメになる。
小池
総理大臣秘書(実態は総理大臣すら操る政界のドン)で、政治資金調達のため野球賭博に加担し、賭博で選手追放を目論むオーナーと利害関係が一致し協力する。オーナーの苗字と一緒であるが、親族関係かは不明。
アニメ版
1988年10月22日から1989年9月29日までNAS製作(実製作はスタジオコメット)・フジテレビで放送された。黒潮高校との決勝戦まで映像化されている。
元々はフジテレビ系列局のうちテレビ大分と鹿児島テレビを除く全局で放送されていたが、昭和天皇の病状悪化・崩御等の事情から特番が組まれた事で述べ1ヶ月半も放送できなかったことや元々同時間帯はギャグアニメ枠だったためスポ根系の転換に視聴者がついていけず、1989年1月以降は同時間帯に放送を開始した「おぼっちゃまくん」(一部系列局除くテレビ朝日系列局)に太刀打ちできず、結果一軍の試合の途中だった3月を以て全国ネット枠での放送を止め、89年4月以降はローカル枠に移行したが、テレビ新広島や中日新聞系のテレビ局などではそのまま打ち切りとなった(ただしテレビ新広島は、後に再放送という格好で全話コンプリートを実施)。その一方で、フジテレビ系列局外では、(再放送を除いては)テレビ山梨(TBS系列局)でも最後まで放送されている。
上記からもわかる通り、昭和に放送が始まった最後発のテレビアニメである。
主題歌
オープニングテーマ
「誓書-バイブル-」(第1話 - 第10話)
「輝きの描写スケッチ」(第11話 - 第17話)
作詞 - 森雪之丞 / 作曲・編曲 - 後藤次利 / 歌 - 河田純子
「青春のさがしもの」(第18話 - 第29話)
作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 後藤次利 / 編曲 - 難波正司 / 歌 - 河田純子
エンディングテーマ
「小さな決心」(第1話 - 第8話)
作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 後藤次利 / 編曲 - 佐藤準 / 歌 - 中山忍
「夢を追いかけて」(第9話 - 第17話)
作詞 - 川村真澄 / 作曲・編曲 - 武部聡志 / 歌 - 吉田真里子
「君の夢のために」(第18話 - 第28話)
作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 後藤次利 / 編曲 - 難波正司 / 歌 - 河田純子
「青春のEVERGREEN」(第29話)
作詞 - 麻生圭子 / 作曲 - 井上ヨシマサ / 編曲 - 井上鑑 / 歌 - 田山真美子
余談
現実との比較
- 飛翔編の架空のセ・リーグチームとして「千葉マリンズ」が登場しているが、現実の千葉にはパ・リーグのチームとして『千葉ロッテマリーンズ』が存在する。
- 「飛翔編が先に連載開始され、その後ロッテオリオンズの千葉移転が決定したため予言が的中した」とされるが、実際は飛翔編の開始前には既に移転がリークされており、9月4日にロッテの千葉移転がオーナー会議で承認され、その直後に飛翔編が開始されていることから移転決定のほうが先である(飛翔編の準備期間を考慮すれば「ロッテの千葉移転が決定したから」ということでもなく、まったくの偶然である)。
- 一方千葉ロッテのチーム名は11月に決定し、名前がほぼ同じ(「ー」の有無)であることから「ロッテがインスパイヤした」ということも言われるが、本作のマリンズは海が由来(MLBのマイアミ・マーリンズと同義)なのに対し千葉ロッテの「マリーンズ」は海兵隊が由来(MLBのシアトル・マリナーズと同義)である。
- 本作は1992年シーズンをベースにしており、その年に日本一になったが、千葉ロッテが日本一になったのは2005年になってからである。
- 作中で青森県代表の陸奥高校が東北勢初優勝(いわゆる白河の関越え)を達成しているが、実際に白河の関を越えたのは2004年の駒大苫小牧(南北海道代表)が最初で、さらに東北勢の初優勝は2022年に仙台育英(宮城県代表)が初である。
- 高校3年次に銚子工業が春夏連覇を達成しているが、千葉県勢は春夏連覇はおろか2024年時点でセンバツ(春の大会)で優勝経験がない。ちなみに関東・東京地区に分類される1都7県で唯一である(2022年までは山梨県と群馬県も含まれていたが、前者は2023年、後者は2024年に優勝している)。
作中の矛盾点及び問題点
- 第三野球部が一軍に勝利した後、一軍から第三野球部に移動したのは京本と桜井の2人のみである。一軍には他にも公式戦通算本塁打30本などプロ野球ないし有力大学・社会人チームへ進むことができる選手が多数いたが、これら選手が一切出てこない。
- また公式戦のユニフォームについて「高校名がわかるものでなくてはならない」という高野連の規定があるが、第三野球部は帽子だけ「桜」の文字が入っただけでユニフォームは「第三」のみで(漫画は横文字、アニメは左胸縦文字)、高校名は入っていない。
- 試合で実況が球場全体にアナウンスされるように聞こえているが、実際は球場のスピーカーから流れることはない(マジカル頭脳パワー!!の推理クイズでもネタになったことがある)。尤も第三野球部に限らず当時の野球漫画ではよくあるシーンである。
- 「刃を立てた日本刀の上を歩く」「対戦校が集団リンチをする」など明らかな社会的問題のある描写が多く描かれている(後者は高野連に訴えようとしたが、された本人が試合で見返したいと断っている)。
- ハワイ遠征の高校選抜のメンバーが桜高校、陸奥高校の選手と桑本だけで、甲子園では桑本レベルの球速を投げる投手などがいたがこれら選手が選ばれていない(ちなみに高校選抜は甲子園出場校から選ばれるため桑本が選ばれることがないと指摘されるが、高校三年次に甲子園に出れなかったが高校選抜に選ばれた大谷翔平や佐々木朗希などの例があるためそうとは限らない)。
- 3年次のセンバツはスキップされているが、第三野球部は海堂らが抜けて新一年生が入るまで8人しかいなかったため、センバツの選考大会である秋季千葉大会に出場すらできなかったと思われる。
他作品との比較
こせきこうじ作品との関連
本作は『週刊少年ジャンプ』で連載していたこせきこうじの県立海空高校野球部員山下たろーくんを意識して連載を開始した(しかもどっちも千葉県が舞台)とされており、当時の週刊少年マガジンの象徴である「二番煎じ」の代表例とされることがある。但し第三野球部のほうが長期連載となり、単独でのアニメ化やテレビゲーム化されている(単独としているのは山下たろーくんはジャンプアニメカーニバルの企画でアニメ映画化され、またファミコンジャンプにも登場しているためである)。ちなみに主人公が酷使で肩を壊して野球ができなくなる共通点もある。
また、山下たろーくんの次作であるペナントレース やまだたいちの奇蹟の連載開始は1991年6月と飛翔編開始の直前で、かつどちらも弱小チームから優勝を目指すものとなっていたことから、先述の山下たろーくんに続き競合することになった。
あだち充作品との関連
あだち充作品のタッチや陽あたり良好!でいくつかの共通点がある。
タッチ・陽あたり良好!・名門!第三野球部に出演していた声優
声優 | タッチ | 陽あたり良好! | 名門!第三野球部 |
---|---|---|---|
鶴ひろみ(故人) | 西尾佐知子 | 関圭子 | 村下夕子 |
玄田哲章 | 校長先生他 | なし | 海堂タケシ |
井上和彦 | 新田昭男 | 村木克彦 | 田村達郎 |
千葉繁 | パンチ他 | なし | 桑本聡 |
田中秀幸 | 柏葉英二郎 | 坂本 | 鬼頭総監督 |
タッチとの関連
アニメ版のラスボス・黒潮高校のエースで四番の五十嵐幸夫が上杉達也が双子の弟・上杉和也と周囲から比較された点を流用し、第三野球部の原作設定がテレビで使えなかった代替として「父から秀才の兄と比較・虐待され、兄の死後父からの虐待が悪化し非行に走った」の設定がインスパイアされている。
陽あたり良好!との関連
第三野球部の田村達郎と陽あたりの美樹本伸がテニスから野球へ転向した共通点がある。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
関連タグ
クロスゲーム:あだち充原作の野球漫画で、高校野球に於ける勝利至上主義や体制を批判したもの繋がり。
8月の濡れたボール:軒上泊原作の小説で、少年院の高校野球甲子園出場を書いた小説でラグビーに置き換えスクールウォーズ2としてテレビドラマ化された。
メジャーリーグ(映画):飛翔編のモチーフとなったアメリカンドリームのサクセスストーリー洋画。万年最下位のメジャーリーグチームであるクリープランド・インディアンズが一発念起で悪徳オーナーを見返すべく優勝を目指す。
黒い霧事件:飛翔編後期にとある選手が追放された内容のモデルとされる事件。但しとある選手は賭博に関与しておらず、最終的にその年のうちに処分が解除され球界復帰している。ちなみに黒い霧事件に関与した池永正明は35年後に処分解除されている、