概要
正式名称は「仙台育英学園高等学校」。宮城県の仙台市(宮城野キャンパス)と多賀城市(多賀城キャンパス)に本キャンパスを構える、私立高校。コース及び部活動により、2つのキャンパスのいずれかに所属することになる。宮城野キャンパスは、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地の宮城球場とは目と鼻の先である。
制服は、男子はブレザー、2012年度以降の特別進学コースの生徒は紺の詰襟、女子は全国的にも珍しい濃緑のブレザー・スカートで、襟元に赤いリボンをあしらったものである。
ちなみに以前は男子校だったが1986年より一部のコースが共学化され、後に全面共学化された。
運動系、文科系共に部活動が盛んであり、インターハイでは駅伝、ラグビーなどで制覇、上位進出等の経歴を有する部が複数ある。中でも高校野球においては、甲子園大会の常連出場校として特に知られている。2022年第104回全国高校野球選手権大会において、東北勢として初優勝を果たし、春夏を通して初の優勝旗の「白河の関越え」を達成した(ちなみに優勝旗の白河の関越え自体は2004年に駒大苫小牧が果たしているが、北海道の高校のため津軽海峡越えと呼ばれた)。
また広域通信制課程としては、上記2キャンパスの他、青森県八戸市と沖縄県沖縄市にもキャンパスを構えている。
なお、群馬県にある前橋育英、奈良県にある奈良育英、兵庫県にある育英とはそれぞれ法人が違う模様である。