作品解説
CGアニメーション映画『マダガスカル』に登場するキャラクター、キング・ジュリアンを主人公に置いたスピンオフシリーズ。『マダガスカル』の前日譚となっている。
全5シーズン+亡命編1シーズン(後述)で、総話数78話。シーズン5が最終シーズンとなっており完結している。米国では2014年12月19日からシーズン1が公開されており、日本では2017年9月から配信がスタートした。
バンザイ!キング・ジュリアン 亡命編
原題はAll Hail King Julien: Exiled
番外となっているが、『バンザイ!キングジュリアン』シーズン4とシーズン5に挟まるストーリーである。1話完結が基本の他シーズンとは異なり、全13話の長編となっておりシリアス度も高め。
※視聴上の注意※
上記のようにシーズン4とシーズン5の間の話なのだが別タイトルになっているため、Netflixでは本編とは独立して単独の視聴ページが作られている。したがって、シーズン4を視聴後にこのシリーズを視聴するためには、検索等でタイトルを探す必要がある。うっかり亡命編を飛ばしてシーズン5を見てしまうとネタバレを喰らってしまうため、注意が必要である。
主な登場キャラクター
キング・ジュリアン(ワオキツネザル)/King Julien
本作の主人公。『マダガスカル』及び『ザ・ペンギンズfromマダガスカル』でもおなじみのパーティーとダンスが好きなキツネザルの王様。フルネームはキング・ジュリアン13世。
彼がひょんなことから王位を受け継ぎ、キングとなるところからこの物語が始まる。
楽しいことが好きでよく思いつきで行動し、問題を引き起こすことも多い。大抵の場合はモーリスに責任を押しつけがち。
しかし、時にキングとしての責任感や覚悟を発揮し、王国や国民のために奮起する。
モーリス(アイアイ)/Maurice
『マダガスカル』『ザ・ペンギンズfromマダガスカル』にも登場するが、これらの作品に比べて、涙もろく怖がりな性格となっている。
キングのアドバイザーであるが、彼の助言はあまり聞き入れてもらえない。そのことを不満に思っているが、同時にジュリアンとは親友であり、なんだかんだ行動を共にする。
彼の出生にはとある秘密があり……?
モート(ネズミキツネザル)/Mort
『マダガスカル』『ザ・ペンギンズ from マダガスカル』にも登場するキャラクター。
足フェチで、ジュリアンの足を完璧だとしておりよく絡みついては蹴っ飛ばされている。
一見可愛らしいマスコットキャラクターであるが、今作では彼に関する様々な衝撃の事実が発覚する。
クローバー(カンムリキツネザル)/Clover
今作のオリジナルキャラクター。メインキャラクターの紅一点。
キングの護衛係を勤めており、腕っぷしが強く血気盛んで疑り深い性格。ルールが好き。
趣味はファンタジー小説を書くこと。
自分の好きな分野になるとテンションが高くなり暴走する傾向にある。
アンクル・ジュリアン(ワオキツネザル)/Uncle King Julien
今作の悪役。ジュリアンの母方の伯父であり、先代のキング。キング・ジュリアン12世。
占い師のカメレオン・マシクラ/Masikuraに「冠を被った者がフォッサに食べられる」と予言され、甥のジュリアンに王位を譲る。結局ジュリアンは殺されなかったため、執拗に王位の奪還を狙う。
カール(マダガスカルジャコウネコ)/Karl
今作の悪役。自らをキング・ジュリアンの宿敵とし、しばしば壮大な計画を立ててジュリアンの命を狙ってくる。パートナーとしてマダガスカルオオゴキブリのチョーンシー/Chaunceyをいつも連れている。