「デュエルごっこはここまでよ!」
CV:岡村明美
遊戯王5D'sのバーバラ
クラッシュタウンで花屋を営む、黒髪のナイスバディな女性。
不満足先生となっていた鬼柳京介を救いたいと語り、彼をデュエルで倒して街から連れ出すことを不動遊星に依頼した。
デュエルに敗北すると葬儀屋に捕らえられ、棺桶に詰め込まれて鉱山で死ぬまで働かせる「山送りの生贄」に倣う形で、鬼柳が連れていかれる瞬間に爆薬を仕込んだ「葬送の花」で状況を攪乱して救出する計画を遊星に明かしていた。
しかし、バーバラが抱えていた花束に仕込まれていたのはショックガンで、撃たれた遊星は鬼柳と共に鉱山送りにされてしまう。
バーバラは街と鉱山の支配を狙うマルコム・ファミリーのボスであるマルコムの愛人であり、敵対勢力であるラモングループに雇われデュエルで連勝を続ける鬼柳を排除するのが目的であった。
マルコムからは本気で惚れられていたようで、奪った街そのものを「バーバラタウン」と名付けてプレゼントされる。
しかし、バーバラはマルコムさえも裏切って彼から鉱山の権利をだまし取り、彼の弟であるロットンと共にマルコム・ファミリーを乗っ取って街を支配する。
その際「バーバラのものならオレのもの」という理屈で街は「ロットンタウン」と改名された。
バーバラは「山送りの生贄」を増やすため、ムチを振り回して部下たちにロットンとの共食いデュエルを強いる。
そこに鉱山から脱出していた鬼柳が現れた。
バーバラは人質を盾に脅迫するが、それを遊星が救出しようとしてロットンに阻まれ失敗。
そんな状況下でロットンVS遊星・鬼柳の変則タッグデュエルが開始された。
しばらくはデュエルを見守っていたバーバラであったが、ロットンが次第に劣勢になっていくと見るや「デュエルごっこ」呼ばわりして忘れられていた人質を盾に脅してサレンダーを迫る。
この行為にロットンを恐れていた部下たちが反逆、バーバラに銃を突きつけ鬼柳の勝利を願った。
サレンダーを拒否した鬼柳はロットンを非難するが、ロットンは「(デュエリストではなく)リアリストだ」と開き直り、デュエルを反故にして銃口を向ける。
次の瞬間、クロウ・ホーガンのカード手裏剣がロットンの銃とバーバラのムチを弾き飛ばし、バーバラは何者かに突き飛ばされる。
「ジャック・アトラスはレディーといえども 非道なマネは許さない!」
続いて現れた牛尾哲が率いるセキュリティによって事態は収拾されたが、ロットンは町を爆破した後にバーバラを突き飛ばす形で見捨てて一人で逃走。
事件の解決後、復興する街を他所にバーバラはロットンと共に護送車に乗せられ「ちょっと どこ触ってんのよ!」とセキュリティに悪態をつきながら連行されていった。
ゲーム作品『WCS2011』ではロットンらと結託して遊星や主人公を騙すという点はアニメ版と同様であるものの、マルコム・ファミリーの悪事にはアニメほど深く関わっていなかったのか事件解決後も逮捕されることなく一般住民としてサティスファクションタウンで生活している。