概要
初登場作品はモンスターハンターワールド:アイスボーン。
別名「浮眠竜」...間違えても「不眠竜」ではない。読み方が同じであろうとも。
通常種が陸珊瑚の台地に生息しているのに対し、こちらは大蟻塚の荒地に生息している。
食性は昆虫食。
ハコビアリなどを吸引能力で吸い込んで食べる。
原種が非常に可愛らしいピンクと白色の体色であったのに対しこちらは非常に毒々しい紫色をしており、更に膨らむ首周りの毛も黒紫色でそれには赤い大きな目玉模様まで付いているという非常に不気味な姿をしている。
この目玉模様は一種の警告色であるとされ、外敵に遭遇すると、体を膨らませて目玉模様を際立たせる。
また、後述する睡眠ガスも外敵を眠らせ、危険を回避するのに利用する。
この性質のためか通常種よりも攻撃性は低い傾向にあり、ハンターに対しても襲いかかってくることはあまりない。
通常種との攻撃の違いは別名通り「睡眠属性攻撃を扱ってくる事」。
口から睡眠ガスを吐きつけてくる。このガスは着弾後しばらくその場に漂い続け、パオウルムー亜種の風圧によってガスを動かすというどこぞのカメレオンのような攻撃をしてくる。
ハンターの動きを阻害する非常に鬱陶しい攻撃であるが、睡眠耐性をLv3(睡眠無効)まで上げればあらゆる睡眠ガスを無視できるため、実質普通のパオウルムーと同じように戦うことができてしまう。
余談
- 原種は陸珊瑚の卵を吸引して食事を摂っていたが、こちらは蟻塚を崩し出てきたハコビアリを吸引して食事を摂る。
- 登場ムービーでは睡眠無効を貫通してハンターを眠らせるという地味にすごいことをしてくる。