概要
CV:Jackie Buscarino(原語版)/須藤沙織(日本語吹替版)
フルネームは「パシフィカ・エリス・ノースウェスト」。
1863年にグラビティフォールズを開拓したと言われている人物“ナタニエル・ノースウェスト”の玄孫。
年齢はパインズ姉弟と同じ程で、ブロンドのロングヘアーが特徴(ディッパーからは「偽ブロンド」呼ばわりされている)。由緒ある家系であるせいか、その性格は高慢で高圧的。実家の財力や権威に物を言わせ、側にいる友人や指導者に少しでも気に入らないところがあれば平然と排除する。こうした日々の言動から、グレンダやキャンディーといった地元の子供たちからは畏敬の念を持たれている。
本編での活躍
第7話にて初登場。パインズ姉弟が滞在するミステリーハウスで開催されたダンスパーティーで、年端の近いメイベルと出会いダンス対決を行う。取り巻きの人数もあり結果としては勝利したものの、以降もなにかにつけてメイベルと張り合おうとする。開拓者の祭りでは、公衆の面前でメイベルを笑い者にするが、後にディッパーたちの探索により、グラビティフォールズを開拓したのは別の人物という真実を証明する書類を渡されて一家の境遇を知ることになる。
第23話ではメイベルとミニゴルフ対決をするが、そこで起きた騒動に巻き込まれる形で怪奇現象を経験。パインズ姉弟と協力してなんとか脱出し、メイベルとは事実上和解した。また、虚栄心の強い両親からあまり関心を持たれていないことや、心を許せる友達がいないことで悩んでいると判明。
第30話ではノースウェスト家への呪いによる怪奇現象を解決しようとディッパーを呼び、条件としてメイベルとグレンダとキャンディーをパーティーに招待した。この頃からディッパーを頼りにするようになり、彼に対しても友好的な態度が見られるようになっていたが、後に一族を恨む怨霊の証言により真実を知ったディッパーから両親と共に嘘をついたことを罵られてショックを受ける。しかしその後、両親の支配や一族の悪しき習慣から脱し、怨霊の悲願であった「ノースウェスト家のパーティーに地元の一般人を参加させる」というかねてよりの約束を果たす形で成仏させて一連の騒動を解決。ディッパーとも真に和解を果たし、再開されたパーティーでは年相応の子供らしくイタズラをしてハシャぎ合った。
ストーリー終盤、異世界の悪魔であるビル・サイファーがグラビティフォールズに解き放たれた際、父親が彼を懐柔しようとするが異形の姿に変えられてしまう。その後はしばらく出番がなかったが、生存者たちが集うミステリーハウスに滞在していたことが判明。ビルたち悪魔との最終決戦に助力した。最終話では、ノースウェスト家は「ビル・サイファーに忠誠を誓った罪」を問われ破産。しかし、ポニーを買えるくらいの財産は残っているらしい。
(ちなみに破産とともに手放された館はマクガケットじいさんが売却した)
関連タグ
ウィッチ(ぷよぷよ)…「名家のお嬢様」「金髪の美少女」「主人公の女の子とライバル関係」「嫌味な性格が理由で友達がなかなかできないことに悩んでいる」など共通点が多い。