ビル・サイファー
びるさいふぁー
ビル・サイファーとは海外アニメ「怪奇ゾーングラビティフォールズ」に登場する悪魔。実体は無く、精神世界に生きている。1000000000000年以上生きている。
「覚えておけ。現実は幻想、宇宙はホログラム。金を買えー!」
CV:アレックス・ハーシュ/安達貴英
異次元の悪魔。
悪夢の領域(Nightmare Realm)の生物(?)。
廃れ行く次元を捨て、自分たちが遊ぶパーティ会場にする新しい宇宙としてこちら側、人間の世界を選んだ。
純粋なエネルギー体であり、現実世界(こちら側)に直接干渉することはできない。そのため、マインドスコープと呼ばれる技で夢の中に憑りつき、悪夢を見せ、人間に干渉する。また起きている間でも人の記憶を覗くことができる。
さらに言葉巧みに人間の身体を乗っ取る。→ビッパー
名前の意味は、bill(お札)、cypher(暗号)。
キャラクターデザインがアメリカ紙幣の1ドル札に罹れている一つの目のピラミッド(プロヴィデンスの目)をモデルにしたことに由来する。
(当初は、1ドル札と同じ緑色だったが黄色に変更されている。)
「ずっと君たちを見ているぞ」
初登場はシーズン1の第19話。
ギデオンがミステリーハウスの権利書が保管されている金庫の暗証番号を、権利者であるスタン大おじさんの頭の中から盗み出そうとするために召喚した。
ビルも自分の計画のためギデオンと手を組み、スタンの頭の中に入るがディッパーたちに阻止され、土壇場で敗れてしまう。
闇が迫るまでパインズ家を常に監視し続けるという言葉を残して・・・。
シーズン2の24話にて再登場。
ディッパーの悪夢に現れ、「町の謎を解きたければ、私が協力する」と提案した。
詳細はビッパーを参照。
シーズン2の35話にて再登場。
宇宙を混沌に陥れ、現実世界を支配するという計画を持っていることが判明。
30年前、自分たち精神世界の悪魔が現実世界に通り抜けられるよう、研究に行き詰まっていたスタンフォードを騙してユニヴァーサルポーター(次元に穴を作る装置)を作らせた。しかしフォードに計画を感付かれ、ポータル製作を中断されたため、30年間、計画は頓挫していた。
人を欺く才能に長け、フォードと初対面した際には彼の日記には「自分が出会ってきた人物の中で一番紳士的」と書かれたが、フォードが本性を知って「絶対に召喚してはならない危険な存在」と書き換えられている。
ミョウマゲドン
「実体を持った存在に私はなるのだ!」
30年越しにスタンリーがポータル装置を作動させたため、次元の穴が出来てしまう。フォードは、次元の穴を安定させようとするが、ビルによって奪われ、遂にビルの次元とこちら側を行き来する穴が出来てしまう。
現実世界に現れたビルは、これまでのようにマインドスコープを使わず、直に人間やこちら側のものに干渉できるようになり、現実世界は悪夢のようになっていく。
この38話から41話までの一連のエピソードをミョウマゲドン(奇妙黙示録)、英語版では「Weirdmageddon(ワイアード(奇妙)+アルマゲドン(黙示録))」としている。
シーズン2の41話(最終話)。
ディッパーとメイベルたちにより、一度はビルも追い詰められるが、フォードと仲違いするスタンリーによって、ビルがピンチを脱する。
フォードは、最後の手段として「ビルを頭に入れ、記憶消去銃で頭の中身ごとビルを消し去る」という提案をする。しかしビルに入られないようフォードの頭は守られており、スタンリーがその役を買って出た。
そして目論見通りフォードの頭脳を奪おうとしてまんまと騙されたビルは、スタンリーの頭に誘い込まれ、フォードによってスタンリーの記憶ごと消滅させられた。
余談だが隠れミッキーならぬ隠れビルとしてOPや各話に存在が確認できる。
外見は金色に輝くピラミッド型に単眼、黒い手足、シルクハットを被り蝶ネクタイをつけた姿をしている。
人に悪夢やトラウマを与えて喜ぶ性格で、鹿の歯を全部抜いてギデオンにプレゼントしたり叫び続ける男の生首をディッパーに見せたりしていた。
正体に関しては謎を残したままストーリーは終えたが…
・人を騙すのが得意
・地上を支配しようとしていた
・悪魔達の王
・元から霊体
等から堕天使ルシファー(元・熾天使ルシフェル、熾天使は炎を纏った姿であると言われている。)
この世の神である魔王サタンのような存在と思われる。
他作品には彼と同じサイファーで堕天使の者もいる。
また、最終回での発言を逆再生するとAxolotl(アホロートル)と発言している
Axolotlとはアステカ文明における神の1格であり宵の明星を意味し炎と不幸を司る。
ケツァルコアトルの双子あるいは分身とされている。
ケツァルコアトルは明けの明星を意味しており
キリスト教における堕天使ルシファーの名も同様に明けの明星を指す言葉。
キリスト教との対比を見るとケツァルコアトルがルシファーに相当するのだが
上述の説を前面に押し出すとビルには兄妹がおりそれが最後に叫んだAxolotlなのかもしれない。
Axolotlとはメキシコサラマンダー、俗に言うウーパールーパーの事を指し
「水の犬」という意味も持つ。(atl=水、xolotl=犬)
錬金術における三角形は火を意味し、ビルはストーリー中で火を使用している為
これを意識したのは確実と思われる。
逆三角形が水を意味しており、六芒星はこの二つが合わさったものであるため
Axolotlは逆三角形ではないかと予想できる。
彼が最後に発言した内容の逆再生の中にはこのような言葉も確認できる。
「I Invoke the ancient power that i may return.(今ここに古代の力を呼び起こし、ついに私は復活を果たす) 」
多くの人外キャラクターに伴い、度々擬人化される傾向にある。
ディッパーやメイベルとは対立的立場にあり、カップリングの面では彼と彼女との組み合わせが多く大抵はBilldip、Mabillと名付けられている。
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【内容】 グラビティフォールズで大暴れしようと目論んでいた最中に牛乳配達のアルバイトと称し、以前他の次元空間で知り合ったことのある人外夢主が来たことによってなし崩しされ、ミステリーツインズたちとちょっと奇妙な夏休みを一緒に過ごすことになるビル・サイファーの話のプロローグ的な話です。 【注意】 ・夢主の個性強いです。一例として性別が存在する次元によって変わります。 ・キャラ達のお喋りが書きたいだけなので、原作ストーリーに沿って話は進めておりません。原作派の方は読まないことをお勧めします。 ・原作では言及されてない設定がヌルッと入ります。 ・ミョウマゲドンは多分一生起こることは無い。 ・ビル・サイファーの擬人化は無いです。 ・GFを全話見て、『ジャーナル3』は翻訳アプリとフィーリングで読んで、『The Book of Bill』はまだ読めていない。(ネットの方で閲覧して何となく内容の一部は知っている)程度の存在が勢いで書いてます。 【最後に】 読んでいて辻褄が合わなかったり、誤字脱字があってもスルーしてください。 作者は勢いだけで書いていますので、なんだか内容がフワフワ設定でも見逃してください。 もし最後まで読んでくれる方がいて、楽しんでいただけたら幸いです。 【オマケ】 創造主が何処かで『ビルは元々"中立的なトリックスター"みたいなキャラクターにする予定だった』というニュアンスのコメントからそんなビル・サイファーをイメージしながら書いています。なので、本編よりかなり平和なビル・サイファーなのでご了承ください。ですが、スタン大叔父さんの頭の中には既に入ってるし、靴下ミュージカルの件はツインズは経験済みの世界線で書いてます。 それと、本文は『・』を入れるの忘れてて、フルネームを『ビルサイファー』で書いてます。そして、イチャイチャ要素は皆無です。書けるようになりたい。 気持ちが継続すれば、ラブ・ゴッドの愛の妙薬を使った回をいつか書けたらなと思ってます。でも恥ずかしくなったらこの物語自体が自然消滅します。では。21,376文字pixiv小説作品 - 怪奇ゾーングラビティフォールズ
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