概要
『'99春の特別編』のトップバッターで放映された作品。腕利きのカメラマンに襲いかかる悲劇とは……
あらすじ
貴美男(木村拓哉)は、腕のいいパパラッチ。これまで何度もスキャンダルやスクープ写真をものにしてきた。ののしられることもあるが、貴美男をスクープ写真に走らせるのは、みんなが見たがっているという自負からだった。そんなある日、貴美男は、自分が誰かに撮られているような感覚に襲われる。
この日以来、貴美男は、恋人と会っている時も、道を歩いている時も、自分に向けられたレンズが気になり出す。そして、ついに自分の部屋の鏡の裏、壁、テレビの中など、あらゆる場所にレンズがあるのを発見し…。
※公式サイトより引用
関連タグ
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エピローグ
ボロボロになった主人公の部屋にタモリがいる
「パパラッチカメラマンがパパラッチされ、それが元で事件を起こし、自らスクープのネタになった…なんとも皮肉な話です」
タモリが拾った本の表紙には主人公が大きく載せられていた。 「彼は見られていると感じて錯乱し、事件を起こした。その原因を探ろうと、未来のカメラがそっと彼を見ていた。このパラドックスの答えは、奇妙な世界にあるのです。次の未来のカメラのターゲット、それはもしかすると、あなたかもしれません」
タモリがこちらを指差す。未来のカメラもこちらを向く・・・