パリス(ruina)
ぱりす
町の若者。主人公の悪友にして兄貴分。
港でフラフラとした生活をしているがいつかは大きな事をしたいと思っている。
港の下宿に住み、日銭を稼いで妹と二人で暮らす若者。
眠ったまま目を覚まさなくなった妹を助けるため、遺跡の探索に参加する。
主人公とは昔馴染の関係で、ネル、ラバンと共に最初から仲間にできるチュートリアル組のひとり。
若者らしくスリルや冒険に憧れており、危なっかしい事ばかりしては
年の離れた妹チュナに口喧しく叱られている。
基本的には夢見がちでやや能天気だが、本編中は真面目なテンションであることが多い。
仲間キャラクターきっての常識人であり、気苦労の絶えないツッコミ役。
ちょっと地下に潜っただけでアツアツの溶岩洞にたどり着く、日光もないのに巨大な木が生えているなどといった、作中の非現実的な設定に対して物申すシーンも多い。
主人公の生まれを「罪人の遺児」にした場合、パリスは同じ養母に拾われた血の繋がらない兄になる。
育ての母を理不尽に亡くしてから主人公と赤ん坊の妹を抱えて生きてきた兄としての責任感が強調されており、彼なりの苦悩や奮闘が見られる。
パワー型の盗賊。MPと魔力以外の能力が平均的に揃っている。
二刀流であり盾が持てないものの、素の耐久が高く意外と丈夫。
探索面も考慮すると、より柔軟な運用ができるアタッカーである。
自分で攻撃力を上げられるので、少ないMPを消費して攻撃技に頼るよりは、
攻撃バフをかけて通常攻撃を連打した方がダメージが出しやすい。
その一方安定した全体攻撃技がなく対集団戦は不得手であり、仲間やアイテムで補う必要がある。
探索面においては、使いどころの多い「盗賊の技」と初見プレイで便利な「危険感知」に加え、
早い段階で「生存術」と、捨てるところのない3つのスキルを揃える探索の名手。
序盤から終盤まで、分かりやすく、かつ尖らない性能で冒険を支えてくれる、頼れるお兄ちゃんなのである。
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♀罪人ルート/野菜スープの話 ■2018年10月に発行されたRuina非公式小説アンソロジー「そして、物語は始まる」(http://n24k.lix.jp/r_novel/)に寄稿させていただいたもののweb再録です。掲載許可をいただいたのでうpします。ぜんぶで3作ある料理物語です。2,536文字pixiv小説作品