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概要編集

古生代デボン紀に生きていた大きさ最大5センチ程度の小魚。

名前の意味は「古代の背骨」。

イギリス北部のスコットランドでのみ化石が発見されており、古くから知られ、多数産出しているが、近年に至るまで極めて謎の多い魚とされていた。

 

名前の由来となった発達した背骨を持つがなぜか胸びれや腹びれといったヒレがなく、頭骨もアゴがあるか形態が不明瞭であったため、ヤツメウナギのようなアゴのない原始的な脊椎動物・円口類か進化的な魚類か分類が分からずにいた。

近年、この魚の頭骨から進化的な魚類の特徴である三半規管が見つかった事でアゴの存在も発覚し、系統解析で四足動物に繋がる肉鰭類に分類されることになった。肉鰭類でありながらヒレがないのは発見された個体がすべておたまじゃくしのような幼生で、成長にしたがってヒレが形成されていったのではないかという説が出た。しかしその状態の化石は見つかっておらず、更なる研究の進化とサンプル獲得が待たされている。

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