概要
ゲーム『天外魔境ZERO』の主人公。火熊国・火影村に住む12歳の少年。両親は既に他界している。祖父・ビャクエンによって、自身が火の一族であることを隠蔽されたまま育てられていた。やがて火の啓示を受け、さらにビャクエンの死を経て、火の勇者として目覚める。
ゲーム中では言葉を発しないためリアクション等からしか人物像は窺い知れないが、小説版では口は悪いながらも仲間思いで熱血な性格として描写されている。
ステータス的にも戦士系で、巻物を使うことは少なめ。また、使える巻物の種類もほかの仲間より少ないため、戦闘外での仲間の回復や「天駆」での移動に使うことが多い。
奥義
ヒガンの奥義は単独で、仙人(ボス級)を倒して習得する。
- 火炎斬り
炎属性で通常攻撃の1/2のダメージの攻撃×2。炎属性のため、絶対レイドを倒す前の火熊国では氷属性の敵が多いため、重宝する。HP消費なし。炭仙人を倒して習得する。
- 稲妻斬り
1ターン溜めて通常の2.5倍のダメージで攻撃。いわゆる溜め攻撃で、威力も高いため、習得後のボス戦はこれを連発するプレイヤーが多い(ヒガンが巻物でダメージを与えるよりもダメージが高いため)。HP消費なし。雷仙人を倒して習得する。
- 爆裂斬り
敵全体に通常攻撃。ばくれつ仙人を倒して習得する。ヒガンの全体ダメージを与える奥義の中でも、威力、消費のコスパがいいため、これを多用するプレイヤーは多かったのではないだろうか。HP消費25%。
ちなみに、千人斬りもそうだが、最終武器のヒガンの剣は全体攻撃が可能な武器のため、最終的には使われなくなる奥義でもある。
- 千人斬り
敵全体に通常攻撃の1/2のダメージの攻撃。戦わなくて習得できる奥義だが、威力が低いことから、あまり使われない。千人仙人から伝授。HP消費10%。
- ばさら斬り
敵全体の体を半分にする。HP消費50%。ばさら仙人を倒して習得する。
- 竜神斬り
会心の一撃の2.5倍のダメージ。威力が普通に育てていても999になるため、ヒガンの奥義習得後はこれ一択といってもいい。HP消費60%。シラヌイ(2回目のバトル後)から伝授。
余談
このゲームには「出会い茶屋(現代でいうキャバクラのような店)」というシステムの店がある。この店はヒガンのみ入店可能で、入場料がわりの「おまんじゅう」を買うと女性が待っている部屋に案内され、会話を楽しんだり、熱い夜を過ごしたりもできる。
この店の女性たちとのイベントにはPLGSが密接に関係していて、会いにいかない時間が長すぎると、関係に影響が出てしまうので要注意である。特に「ももこ」という女性を長時間放置すると「ももこの手紙」が送られてくるが、非常に恐ろしい内容の手紙である。
…12歳にしてキャバクラに出入りするのもどうかと思われるが。