概要
二人は原作でも何かと絡みが多く、幻影旅団内ではマチがヒソカとの世話役・連絡役的な立ち位置になっていることが描写されている。
ヒソカはマチを憎からず思っているようで、例えば天空闘技場でマチが(有料で)ヒソカを治療したあと、ヒソカが「一緒に食事でも…」と誘っている。これ以外にもヒソカはマチを気に入っているような様子が見られるが、一方でマチはヒソカのことを嫌っているようで冷たくあしらっている。
マチが「(ヒソカが団長を殺したら)どこまでも追いかけてあたしがアンタを殺す」と宣言した際には、ヒソカが「それいいね♦︎」とどこか寂しげな表情で返すなど、少なくともある時期まではヒソカ側はマチを意識していたと思われる。
なお、ネタバレ防止のため詳しくは伏せるものの、ヒソカが団員全員の殺害を予告した際には、マチを拘束しているのにもかかわらず本人を殺害することはなかった。
これについては単行本34巻で作者が「(※ストーリー構築において『このキャラならこうするだろう』という仮定を元に)ヒソカはあの場で殺したがっていたが、作者の自分が却下した」・「団員へのメッセンジャー役として、またヒソカの合理的な判断の中に本気を滲ませるため、作劇においてマチが残っていた方がその後の物語が面白くなりそうだから」と理由が説明されており、ヒソカのマチ本人への思い入れはなかった…とも取れる表現となっている。