概要
テレビアニメ『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』第89話のエピソード。2004年8月12日放送。
あらすじ
ミナモシティを目指す道中、いつもの如くロケット団トリオの襲撃を受けるサトシ達。
しかしロケット団の巨大メカがいつもより脆い造りだったために爆発し、サトシ達とロケット団は爆発に巻き込まれ、サトシはピカチュウとはぐれてしまう。
サトシとはぐれてしまったピカチュウは爆発に巻き込まれたショックから記憶喪失になってしまい、これに気づいたニャースはピカチュウに偽の記憶を植え付け、ロケット団の仲間にしてしまう。
ニャースと合流し、これを知ったムサシとコジロウもピカチュウが記憶喪失を通じて自分達の仲間になったことに有頂天となるが、そこへピカチュウを探しに来たサトシ達が駆けつける。
ピカチュウはサトシに呼びかけられてもサトシが誰なのか思い出せず、ロケット団からサトシが自分達の敵であると吹き込まれると、サトシに容赦のない攻撃を仕掛ける。
ハルカはピカチュウの攻撃で傷つくサトシを見ていられず、ピカチュウを止めようと必死に呼びかけるが、タケシはピカチュウが先程の爆発のショックで記憶喪失になったことに気づき、それをサトシに教える。
サトシはピカチュウの記憶喪失にショックを受け、ハルカ達はロケット団の卑怯な手口に怒りを露わにするが、サトシ達はピカチュウ相手に自分達の手持ちのポケモンで戦えるはずもなく、ロケット団はピカチュウを連れて気球で逃げようとする。しかし、たとえ記憶喪失であろうとピカチュウを助けるべく決死の思いで気球に乗り移るサトシだが、ロケット団がドジを踏んだせいでピカチュウの電撃が気球のバーナーにも直撃し、大爆発を起こしてしまう。
気球の爆発で上空から落下していく中、サトシはピカチュウを抱き抱えたまま、川へ落下してしまうが、何とか流れの緩いところまで辿り着く。
気がつくとピカチュウは記憶を取り戻しており、サトシはピカチュウが自分を思い出してくれたことに嬉し涙を浮かべ、サトシらを追って駆けつけたハルカ達も二人の無事やピカチュウの記憶が戻ったことを喜ぶ。
そしてそこに先の大爆発から吹き飛ばされてきたロケット団が落下してくると、サトシは先程の反撃としてピカチュウの電撃をお見舞いし、ロケット団を成敗する。
こうして、サトシとピカチュウは改めてお互いの大切さを胸に刻み直し、再びミナモシティを目指すのだった。
