生物ではないので、ワンダーないきものたちには含まれない。
概要
未確認飛行物体(いや、物体かも疑問)
「日常」7巻124ページで、田中が目撃した謎の存在。片仮名の「ユ」型の体(上部が頭で、大きい目が付いている)から、弧を描いて上向きに反り返り先端の手がピースマークの2本の腕と、稲妻型の2本の脚が生えているという、想像を絶する形態だった。
もちろん田中は一緒にいた中之条剛に話をするが、即座に消えていた謎の存在を中之条は目にする事はなく、当然ながら信じてもらえなかった。
正体判明
しかし、8巻冒頭のカラーページで、いきなり正体が判明する。
名前は「ピース君」。中村先生が開発したメカであった。子供が好きそうな形で東雲の家から引っ張り出し、色々聞いてやろうと思ったのだが、試作段階で故障が続いていたため、計画自体を放棄しようか悩んでいた。プロペラやエンジンの類が見当たらないうえに、かなり安定性も悪そうな形態にかかわらず、飛行能力に支障はなかった事を考えると、どー見ても反重力で飛んでいるようにしか見えず、見方によっては東雲なのに匹敵するオーバーテクノロジーである。その割に、もっと簡単そうな無線操縦が故障しっぱなしなのを何とかするべきだと思うが。
そして、地上すれすれの所をゆっくり飛行している所を止めようと、中村先生はピース君の想定進路上で発信機をがちょがちょいじり、急加速したピース君に胸の辺りを強打される。しかし結局は止められず、中村先生はピース君と共にそのまま飛んで行ってしまった。
その後
リヤカーで長野原みおを病院へ運ぼうとする校長の後頭部へ中村先生と共に激突し、中村先生を置いて飛んで行ってしまったため、中村先生は「もう用はない」と放棄。スナッQの着ぐるみに作戦を変更する。
しかしその後も飛び続け、フェっちゃんはウマUFOを目撃していたが、植え込みに埋もれていたところを催眠術で4WDと化した中之条に突き飛ばされたみおに弾き出された時点では、もうそれ以上飛ぶ事はなかった。