概要
あらゐけいいち作の漫画、「日常」に登場する平屋(一階建て)の家屋。
はかせ、東雲なの、阪本さんが住んでいる。ビスケット2号もいるはずだが、作内や二次創作では頻繁にスルーされている。
鉄道(アニメでは電車が107系になっていたので、JR東日本の両毛線と思われる)高架のガード脇であり、立地はあまりよろしいとはいえない。ちなみにこの高架、跨いでいる道路(東雲研究所に面している)に「桁下高さ制限4.0m」と書いてあるのだが、東雲研究所との比較からして絶対そんな高くない。
というのは、モデルとなった伊勢崎市の該当区間が東武伊勢崎線とクロスオーバーするために(東武の架線があるため)高くなっているのだが、作中の場面は別に東武線が走っていないので不自然になっているのである。
この設定は、アニメでも修正されていない。
外観は旧そうな木造平屋建てで、瓦屋根の上に「東雲研究所」と書かれた看板がある。というか、看板以外に研究所的要素がない。
また、T字型の煙突があったが、原作初期(3巻「日常の39」)に落雷が直撃して吹っ飛んでしまった。以降、修復されていない。
庭には物干しや草木があり、縁側と面している。敷地は木製の塀で囲まれている。
劇中に登場する部屋は(台所、浴室などの水周りを除けば)畳敷きの和室のみ。はかせがなのやしゃべれるスカーフやビスケット2号などを製作したり整備しているシーンは描写されず、科学者の私的ラボとは到底思えない外観と間取りである。
(一応、地下構造は不明。地下室を創作して研究施設にするのも自由である――多分)
さらには、居間のテレビはロータリーチャンネルのアナログテレビという昭和の遺物である。
タグとして
東雲研究所の内部を描いた作品のほか、住んでいるキャラクターの集合絵や、日常生活を感じられるような作品にも付けられる。