「神は仰っている。貴様の罪は炎によって裁けと!」
公式サイトでの解説
古代アステカ文明の神官を先祖に持つ、メキシコの拷問ソムリエ。
彼のルーツに倣い、神の裁きとしてあらゆる拷問で外道を狩る。
自然動物のオオカワウソを使うなど、多岐にわたる拷問手段は伊集院も感心する程。
概要
伊集院茂夫シリーズの登場人物。メキシコで活動する拷問ソムリエ。
伊集院の協力者の一人で、彼を下の名前である「シゲオ」と呼ぶ。古代アステカ文明の神官を先祖に持ち、そのルーツに倣って外道に断罪を下す。
人物
容姿
黒髪のオールバックにオレンジのメッシュをかけ、色黒の肌に立派な髭をしているダンディな風貌。オレンジのシャツに赤いストールを着用している。
性格
伊集院同様に外道を決して許さない正義漢であり、容赦なく淡々と抹殺していく冷徹さも持ち合わせている。
古代神官を先祖に持つだけあって、「神」や「洗礼」等の神道染みた言い回しや行いを好む。
また、神官だった祖先に対する畏敬の念は本物であり、外道が彼の信じる神を冒涜した発言をした際は伊集院に許可を貰った後、容赦なく目玉を潰している。
能力
古代のルーツに倣った拷問を行うだけに、その知識と技量は本物である。不意の銃弾を余裕で躱し、半グレ相手ならば無傷で制する等、戦闘能力も優れている。
活躍
- 2023年4月12日の動画(伊集院茂夫)
「やつらに人の裁きは温すぎる、神の裁きが必要だ」
初登場。
雲雀町を根城にするヤクザの息子とその親友がメキシコに逃げた事で伊集院と現地で合流する。居場所を突き止め戦闘になるも、伊集院らの協力もあってあっさり制する。
後にオオカワウソによる拷問で兆倍の苦痛を持って地獄に送った。
声優
声優はヤシロこーいち氏が担当している。ヤシロ氏は氷室一真、蓮見紀次などの伊集院の協力者、数々の外道や依頼人を多く演じているが、ヤシロ氏が他国の拷問ソムリエを演じるのはこれが初である。また、氷室に関しては初登場時に演じたのは伊藤タカユキ氏である。
考察
彼の活動場所であるメキシコは作中で地上最悪の巨大麻薬組織と称されるマッド・カルテルの本部がある場所でもあり、その治安は作中の日本よりも劣悪だと思われ、時にはその構成員達と激突していることも十分考えられる。
そんな中で活動する彼の戦闘力は作中で殆ど描写されてはいないもののかなり高い部類なのかもしれない。