フェレット装甲車は、1949年にイギリスのデイムラーが開発した小型の装甲車。
イギリス軍向けなどに4409両が製造されたヒット作である。
概要
第二次世界大戦で使用されていたダイムラー(デイムラー)偵察車の代替となる車両である。
本車も偵察用の車両で、全長3.7m 全幅1.9m 全高1.9mと全長が1mほど短い以外はランクル(200系)と同程度と外観の印象よりもかなりコンパクトな車両である。
乗員は2名、主武装はブレン軽機関銃(後にL7機関銃に換装)で旋回可能な銃塔に載せられた。これ以外に伝令用などの武装が無い車両、対戦車ミサイルを載せた車両が存在した。
現在でも一部の国では現役で、民間向けの払い下げ車両も豊富である。
この内の1台が日本にも存在し、映画の撮影に使われている。