イラスト:塚本陽子(Ver2.0)相場良祐(ⅡSP)村山竜大(VerRE:2.2)上国料勇(ver3.0)タナカケルビン(ver3.1)吉村正人(ver3.2)
概要
他にも北欧神話モチーフの使い魔はいるが、本作のフェンリルも宿敵とするオーディンは
ファイナルファンタジーシリーズのオーディンである。
人獣の使い魔であるが、VerRE:2.2では降魔としても登場した。
こちらは人獣のフェンリルより毛色が青白く、全身から黒い氷柱か、金属の結晶でできた刃か角のようなものが突き出ている。
『ロードオブヴァーミリオンⅡ』では第一ステージのボスであり、最速でクリアし筐体からカードを排出させようとする全国の掘り師に狩られまくっていた。
キャラクター像
一人称は「我」だが、フレーバーテキスト『歌曲「ガグンラーズ」』では「俺」になっている。
SPカードやver.3.0のイラストでは傍らに少女が描かれている。
体格差は現実の大型肉食獣と人間くらいである。LoVのフェンリルは設定上体長は12メートルある。
少女が北欧神話にも登場する巨人族であるのか、逆にフェンリルが縮小しているのかは不明。
「氷河の塔」において、自身を縛り付ける楔と鎖を見て、牙を恐れる神々を嘲笑い、オーディンとの対決を切望するが、
一方で自身が縛りから解き放たれれば、世界の終末が訪れること、そしてその後に現れる新しい世界もまた、同じように終わるものでしかない事を熟知している。
しかし、前の世界でも今の世界でも先の世界でもフェンリルは毎度のように「終末の魔狼」として機能し続けるだけである。
彼は何の意味もない「終末」をもたらす自身の役割にうんざりしており、自身の宿命に抗おうとするも叶わない。
今回もまたいつものように“隻腕の戦神”(テュール)が戒めを解きに来た。巨狼が“友”と認める彼の目には悲しみと共に期待があった。
それを認識したフェンリルは世界の終末(ラグナロク)と同じ名を持ち、「神々の黄昏」とも名付けられる蒼翠の聖竜を倒し、この世に完全なる終焉をもたらそうと試みる。
性能
Ⅱではコスト25(最大30)で登場。自身の攻撃力上昇と引き換えに攻撃範囲を狭める特殊技「ハウリングムーン」を持つ。
降魔としてのフェンリルは「~黄昏の咆哮~」というカード名である。特殊技「彼岸禍殃」(ひがんかおう)は青ボタン時には自身の攻撃力を50上昇させて攻撃に貫通属性をつけ、赤ボタン時には一定時間無敵となる。
相手側の主人公の必殺技も、使い魔の特殊技も通用しない。
Ⅲではコスト50(最大90)のアタッカーとして参戦。コストにしては攻撃力は低めだが、超覚醒時に「マナアップA」が発動。溜めたマナのぶんだけ攻撃力が上昇するようになっている。
70コストのディフェンダーで同じくマナ量だけ攻防が両方上昇する使い魔としてアカズキンがいる。
さすがに防御力では適わないものの、上昇した際の攻撃力は同等である。
関連タグ
ロキ(LoV)(父)ヘル(LoV)(妹)ヨルムンガンド(LoV)(弟)
ヒルダ(LoV) ストーリーモードで使用。