概要
韓国発の激辛インスタントラーメン(袋麺)。
ブルマワンとは朝鮮語で「火の魔王」を指す。
中身は麺と粉末スープのみで、具は別に用意するしかない。
スープには、世界で最も辛い唐辛子の中のひとつである「カロライナリッパー」を使用しており、「世界一辛いインスタントラーメン」を謳っている。これはハバネロの3倍、そして青陽唐辛子の約150~200倍に達する辛さである。唐辛子の辛さを表す指数であるスコビル指数(SHU / Scoville scale)に換算すると、辛ラーメンの2700スコビル、ブルダック炒め麺の4400スコビルに対して、ブルマワンラーメンは驚きの14444スコビルに及ぶ。パッケージにも、ドクロフェイスのカロライナリッパーが描かれ、辛さをより強調していることが解る。
しかし、単に辛いというだけではなく、海鮮の旨味もあるのが特色。
他にも炒め麺があり、こちらはスープで薄められていないぶんダイレクトに辛さが押し寄せてくる点はブルダックシリーズと同じ。
他の激辛インスタントラーメンもそうだが、粉末スープをすべて入れると非常に辛いので、スープ量で辛さを加減すると食べやすい。肉や野菜、ワカメを入れることでも、辛さを中和できる。
日本では東京都板橋区にあるJ.BRIDGEが輸入販売している。しかし、絶対数が多くないぶん、辛ラーメンやブルダック炒め麺と比べると販売店舗自体あまり多くなく、都市部でもなかなかお目にかかれない。
ブルマワンシリーズ
ブルマワンにはこの他にもトッポギ、ナチョチップスがあり、ナチョチップスの方は付属のカロライナリッパーソースにつけて食べることで、カロライナリッパーの辛さを体験できる。ただし、つけ過ぎにはくれぐれも注意されたい。