概要
『紅い牙 ブルー・ソネット』(紅い牙・VII)とは、柴田昌弘の漫画「紅い牙」シリーズの最長編エピソードである。4部構成。
過去シリーズに登場したキャラクターなども出演し、オールスターキャストとなっている。
タイトルの「ブルー・ソネット」とは、この作品のもう一人の主人公にあたる、青みがかった銀髪をもつサイボーグ美少女、ソネット・バージ(タイトル画像の少女)のこと。
物語
スラム街で育った銀髪の美少女、ソネット・バージは母親に売春を強要されたショックで超能力に目覚めたが、自分を捨てようとした母親を殺害してしまう。
ソネットに目をつけていた悪の組織タロンは彼女をそそのかし、肉体をサイボーグに変えてしまう。超能力サイボーグとして生まれ変わったソネットは「古代超人類の血を引く唯一のエスパーである小松崎ランを捕らえる」任務を受け、日本で転校生として王翠学院に潜入する。
一方、ソネットに狙われることになった小松崎ランは、自らの超能力「紅い牙」をコントロールする力を身につけるため、ESP研究所で訓練を受けていた。
しかし催眠療法により逆に「紅い牙」が発動してしまい能力が暴走した結果、彼女を狙う組織タロンに発見されてしまい拉致されてしまうが…。
アニメ版
人気作だったこともあり1989年より5本リリース形式でアニメ化(OVA)されているが、作者が自虐ネタにするほどなので、出来はお察しください。