概要
イワン・ナザレフ・フョードロヴィチは、柴田昌弘の長編漫画シリーズ『紅い牙』の登場人物。銀髪の両目隠れで、お約束だが素顔はイケメンである。
ロシアより亡命したエスパーで、PK、テレポーテーション、テレパシー、変身能力といった強力な超能力を自在に操る、作中屈指のエスパーである。
1978年発表の『紅い牙」3作目『さよなら雪うさぎ』で初登場。当時18歳。
『ブルー・ソネット』シリーズ第2部でレギュラーに復帰。同じくロシアの血をひくソネット・バージの側には付かず、最後まで主人公である小松崎蘭の味方としてサポートを続けた。
ラストでランに「これからも共に闘おう」と呼び掛けたが、これを拒絶したランが1人で旅立ったため、その後イワンがどうなったかは作中では描かれていない。
ただし、かつて存在した柴田昌弘の公式サイト(※現在は削除されている)で『紅い牙』シリーズの続編の構想が明かされたことがあり、この時に柴田が「ランとイワンの子供が主人公の話」と話していたため、その後ランはイワンと結ばれた流れであったと思われる。