絡んだ糸を、解いて断ち切る物語
概要
2024年5月10日よりcolyからリリースされたスマートフォン向けパズルゲーム。
カフェバー“Aporia”のオーナー代理となったヒロインを中心に描かれる『メインストーリー』や、Aporiaスタッフ達のことをもっと深く知ることが出来る『パーソナルストーリー』が楽しめる。
音楽とマッチパズルを組み合わせた新しいゲーム体験。
あらすじ
『代行します、その難題』
優秀だけどどこか”外れた”従業員達が揃ったその店、Aporia(アポリア)には2つの顔がある。
ごく普通のカフェとしての営業を終えたあと、限られた顧客だけに提供されるのは、寛ぎの時間と特別なサービス。
自分の代わり、他人の代わり、それ以外の代わり。
生きた人間に代わりが務まることなら、どんなことでも。
あらゆるものが飽和した街で、「足りない」に応える――マルチ代行。
「うちで働くといい!僕の代理、つまり……オーナー代理として!」
そんな店と奇妙に繋がり絡んだ縁。
誰かに代わって、その場を凌ぐ。
何にでも成り代わる、不確かでしたたかな彼らとの日々が始まる。
(公式HPより引用)
登場人物
本部
皇坂逢 | 城瀬由鶴 |
---|---|
CV:古川慎 | CV:堀江瞬 |
プライドが高く完璧主義。言うだけのことはするハイスペック人間。人の好き嫌いがなく、誰にでもフラットに接するが、人当たりが良いわけではない。根性論が嫌いで、ロジックを求める。ちゃらんぽらんオーナー・須王芦佳に代わり、経営の実権を握る。 | 裏表のない善良な人間。皇坂の敏腕補佐。どんなことを押し付けられても文句を言わない。問題児だらけの店の中で『良心』と呼ばれる人物で、城瀬を嫌うメンバーはいない。繊細そうな外見に反して図太く、肝が据わっている。空腹に弱い。 |
須王芦佳 | |
CV:興津和幸 | |
無邪気で素直。好奇心旺盛で何でもやりたがるが何もできない。悪意がないため不思議と人に嫌われない。経緯は不明だが、人脈が広く、知り合いがたくさんいる。稀に有能っぽさが垣間見えるが、本当のところは誰も知らない。 |
交際部
綾戸恋 | 宇京真央 |
---|---|
CV:谷山紀章 | CV:小林千晃 |
生まれながらのモテ男。人あたりがよく社交的ではあるがマイペース。『責任』が嫌い。恋愛に対しては来る者拒まず去る者追わずだが、特定の彼女は作ったことがない。面倒ごとを避けるため、宇京真央に頼んでビジネスカップルを演じている。 | 交際部のブレーン的存在。店内屈指の高学歴で、高いIQを持つ。思考がシステマチックで、時々周りに驚かれる。近寄りがたく見えるが、人付き合いを疎まない。Aporiaの貴重な常識人枠。御門とはメイクの話で盛り上がることも。 |
樋宮明星 | 環野揺 |
CV:河西健吾 | CV:寺島惇太 |
懐っこい犬系男子。貢がれ体質で甘え上手。年上にも年下にも可愛がられる。物事の考え方がシンプルでやや極端。店内の『まともそうに見えて実はヤバイ奴ランキング』上位。環野とは寮で同室の仲。普段から構いすぎて怒られている。 | 究極の気分屋。その振り切り方は0か100で、機嫌のいい時はスリスリ懐いてくるが、悪い時は安易に構うと舌打ちされる。猫が好きで、管理部ハウスで飼われている”おこげ”や近所の猫コミュニティと仲が良い。 |
管理部
槻本大河 | 壱川春日 |
---|---|
CV:熊谷健太郎 | CV:小松昌平 |
しっかり者の常識人。義理堅く、面倒見が良い性格のため、壱川春日のお世話をしているうちにすっかり管理部のおかん的存在に。見た目とは裏腹に涙脆い一面もあり、アニメやラノベで泣くこともしばしば。 | 日光が天敵の虚弱体質で、超インドア派。管理部の仕事の傍ら、配信者demuとしても活動している。環野に負けず劣らずの偏食で小食。槻本にはワガママ放題しているが、お互いに信頼関係が厚い。 |
隠岐谷誓 | |
CV:中澤まさとも | |
誰に対しても敬語で、物腰の柔らかい紳士。常に微笑みを携えているが、その本心は誰にも読めず、胡散臭い。かわいそうな人間への歪んだ慈愛に満ちており、槻本と壱川のことを愛している。 |
強行部
節見静 | 御門尊 |
---|---|
CV:松岡禎丞 | CV:小野友樹 |
秩序を重んじ、静寂を愛する男。人との関わり合いが好きではなく、植物に囲まれていたい。なんだかんだ仲間のことは大切にしており、メンバーからの信頼も厚い。共有スペースは散らかさないが、自分のテリトリーは超絶汚いという一面も。 | 美しく、最強。長い手足を繰り出して場を制す、圧倒的パワー型。節見が加入する前には強行部のリーダーを務めていた過去も。嫉妬深い面もあるが、情熱的で優しく、人間らしい人間。乾燥肌でフェイスマスクを欠かさない、美の探求者。 |
新開戦 | 相沢篠信 |
CV:小林親弘 | CV:広瀬裕也 |
恵まれた体格と天性のセンスを持つ武闘派。究極の負けず嫌い。頭脳派という一面も持ち合わせており、隠岐谷の翻訳業のアシスタントを務める。礼儀を弁え、さりげない気遣いができる隠れモテ男。唯一皇坂とは反りが合わず、犬猿の仲。(画像左) | 人懐っこく天真爛漫なちゃっかり者。裏表のない好青年だがしれっとネジが数本飛んでおり、時折異質さが垣間見える。服にはこだわりがあり、綾戸や祠堂とはジャンル違いのオシャレ仲間。 |
交渉部
在間樹帆 | 祠堂恭耶 |
---|---|
CV:佐藤拓也 | CV:福山潤 |
身のこなしに品があり、儚げな雰囲気をもった人物。それを自負し、存分に利用して生きている強かさも持つ。副業として占いを嗜んでおり、本気のタロットは怖いくらいに当たる。まるで「何でも見えている」ように。 | 歴史ある名家出身の美術教師。持ち物や言動が洗練されており、ハイセンスの塊で、すべてにおいて自信に満ち溢れているがゆえに時々ナチュラルに上から目線の言動がある。本人にまったく悪意はないが、その言動でたびたび在間や立科を呆れさせている。 |
立科吏来 | |
CV:小西克幸 | |
公認心理師の資格を持つ、フリーランスのカウンセラー。ひょうひょうとしていて掴みどころがなく、やる気があるんだかないんだか分からない。恋愛をしていないと生きていられず、重度の惚れ体質。皇坂のことは特別気にかけている。 |
特務部
恩田灯世 | 新名有 |
---|---|
CV:小林裕介 | CV:坂田将吾 |
負け戦はしない主義で、常に『確実』を求める。無遠慮でストレートな物言いが多く冷たい印象を与えがちだが、言葉以上の悪意はない。隠れ天然でロマンチストな一面も。弱みを人に見せないが、新名にだけは気を許している。 | 射るような冷たい目をした男。生真面目で義理堅く、受けた恩は忘れない。過去、ろくでもない生活を送っていたところ恩田と出会い救われた。世界は「恩田灯世」と「それ以外の人間」で構成されていて、いつか恩田の為に死のうと思っている。 |
神家 | 麻波麗 |
CV:仲村宗悟 | CV:吉野裕行 |
店に来る前の記憶を一切持たない。自分の名前も年齢も分からない。本人は至って明るく、世話焼きのツッコミ体質。恩田や新名とはつかず離れずの距離感で、どちらかというと麻波と行動を共にすることが多いが、本人には煙たがられている。 | 攻撃的で狂暴。皆自分のことが嫌いだと思っており、こっちも嫌っていればいいというスタンス。無条件に優しくされるとバグる。口と態度は悪いが、物の扱いは丁寧。本当は寂しがり屋の甘えたがり。神家がやたら構ってくることに「うざい」と思っている。 |
OTHER CHARACTERS
主人公 | 弥代透吾 |
---|---|
CV:- | CV:野島健児 |
本作の主人公(ヒロイン)。デフォルトネームは<弥代衣都>。Aporiaのオーナー代理を須王より任せられる。思慮深く誠実な小心者。緊張すると固まる表情のせいで、何事にも動じないタイプだと誤解されがち。「私の代わりはいくらでもいる」という、良く言えば謙虚、悪く言えば消極的な考えを持っている。弥代透吾という歳の離れた兄を持つ。父親は地方の小さな医院を営む開業医。 | 主人公の兄。心配性で過保護すぎることや、やや運が悪いこと以外に目立った欠点を持たない。朗らかで社交的な陽の者。収集癖があるため、いつも何かしら集めている(お茶のオマケ~高級品まで多岐に渡る)。(画像左) |
伊達幸邑 | レア |
CV:勝杏里 | CV:堀江瞬 |
Aporiaと同じビルに入っているサロンの店長。人としての器と声が大きく、酔った時の笑い声はもはや爆音。明るく陽気でノリが良く、須王とは何かと気が合う。何故かモテない。 | 喋るタイプの中型鳥類。オウムのようだが詳しいことは不明。マイペースでおっとりとした性格。ごはんとごはんをくれる人が大好きな食いしん坊。名前の由来は「生肉っぽい色だから」。 |
余談
女性向けゲームだが、乙女ゲームではない。
女性向け描写は作中多少あるが、恋愛描写(男性キャラクターがヒロインに、またはその逆に想いを寄せるような描写など)は現状一切無い。