概要
映画「メタルマン」に登場する博士。物語の全ての元凶。
本名はアーサー・ブレイク。
開発したメタルマンスーツ(最終段階)を知り合いである青年主人公・カイルに強引に着せて、冷蔵庫へ閉じ込めた後、研究室に乱入してきたセバスチャンの男たちに突き倒され死亡。
冷蔵庫からカイルが脱出した直後、カイルの頭に直接訴えかけてくるブレイク博士のAIが起動した。
博士の正体とは、元はセバスチャンの下でメタルマンの実験をしていた科学者。
しかし平和を願う心清い博士は次第に危機感を覚え、メタルマンを盗んで脱走。
セバスチャンに対抗するため、純粋な青年カイルをメタルマンに着せたのだった。
しかしメタルマンは一度装着すれば肉体と完全に融合。スーツを透明化することはできても、脱ぐことはできないことを承知の上、カイルにそのことを打ち明けずに着せるという、平和のためなら青年でさえ騙すを厭わない精神も持ち合わせている。
怒るカイルに対し、AIブレイク博士は「申し訳ない」と申し訳程度の謝罪を述べ、カイルの人生は次第に狂っていくこととなっていくのだった。
評価
ネット上ではその評価はすこぶる悪く、何も知らない青年を自分の目的のためにデメリットをひた隠しにし、利用する点を批判されることが多い。
実際二度と脱げなくなることを説明して、カイルがそれに承知をした上でメタルマンを装着したのであればここまでヘイトを向けられることはなかったであろう。