CV:黒川万由美
概要
劇中終盤に登場した小動物型のオドリー。神谷舞人と融合し、コレオとして暗躍した全ての元凶でありラスボス。同化時には深紅の紋様となるが、全開時には顔面や首にまで浸食し、右頬のアイラインから目が見開く。
数十年前にダンス王としてダンスワールドに君臨して民に横暴と暴虐の限りを尽くしたが、若きヤハータによってダンスブレイブで敗れ、追放された過去を持つ。その怨みを張らすべく正しい感情を理解しようとして踊りの聖地『地球』へ赴き、舞人に希望と絶望を同時に味合わせ手駒にした。
表向きはコレオとして行動し、舞人の影に隠れつつ、自分と同様にヤハータとの対決に敗れ地球に落とされたブレイキンとダンストーンの放逐を感知して復讐を開始した。
当初は静観を装い傍観し続けていたが、ダンスブレイブを併用しながら怪盗コンビに指令を与えオドリングを譲渡しダンストーンを収集。
最後のワープを回収後は彼女らを使い捨て真相を告白しブレイブビーツを圧倒し制した。
その後はダンスワールドへ帰還しヤハータと再び相対してこれも制しワルビーの姿へ変え、王に返り咲くと同時に自らの正体を明かした。
最終決戦のダンスブレイブに於いては先制を取って、重圧なダンスと闇の波動を放つ宝石や、ワルビー達の声援を用い世界を絶望の闇に堕としたが、前回とは売って代わり衝撃を耐えて立ち続けられただけでなく、切り捨てたミンクらの援護で宝石を破壊される。舞人との繋がりも揺さぶられ強制実行を行うも、続けざまのヒーリングダンスで浄化されたかに見えた。
それでも自身の野望は潰える事無く、可愛い姿とは別の異形の姿に変貌。響を奪い自らの体内に取り込み、彼の舞人をも上回る希望の輝きと新たな肉体を手に入れようと画策。更に巨大な異形に変わるも、致命的なミスを犯した。
それは全てのダンストーンを取り込んだ本来の姿と正しい力を理解し限界を超えて進化したブレイキンの踊りと、自身の策で精神的に追い込まれたにもかかわらず琴音の助力で強い心を得た響の気力である。
この状況を有り得ないと驚愕しつつも攻撃を加え続けるが、心をひとつに合わせてフラッシュビートのパワートルネードフラッシュで欲望諸とも完全粉砕された。
正体に付いては不明瞭な点も多いが、彼もまたダンスワールドに住む普通のオドリーに過ぎず、自身の野望と欲望で一度は頂点に立ったものの、周囲を見下すだけでなく、弱者を利用し価値が無くなれば捨てる傲岸不遜な行為を繰り返した事で、最後まで正しい力の使い方や絶望を希望に転化できる術を理解出来ずに破滅した哀れな生き物であった様である。
関連タグ
キュゥべえ:似たポジションのキャラ。