戦争中盤に地球連邦軍第八軍に配備された、最新型の量産コンバットアーマー。
ラウンドフェイサーに代わる次期主力機として開発されており、Xネブラにも対応している。
頭部が無く右胸部にトーチカ型のコクピットがあり、重心の低い左右非対称のデザインである。武装は右腕に外付けされた大型アームリニアガン、左腕に内蔵された連装対アーマーライフル、9連装大型ミサイルポッド、左胸の3連装スモークディスチャージャー。
ダグラムを開発したとされるアイアンフット社が製造した。そのためダグラムの量産型とも言われており性能が高い。特に初登場時は未知の機体だったとはいえ、二機でターボザック装備のダグラムを圧倒したこともあった。
本来ならこの機体は連邦軍の主流になるはずであった。しかし本機の配備が開始される頃には第八軍は軍内部で横行していたデロイア人差別でガタガタになっており、ウルナ基地をはじめとするデロイア出身兵士の大規模な反乱が各地で発生した事により、地球連邦軍の最新兵器でありながらほとんどが反乱軍こと解放軍へ渡ってしまった。以後、解放軍の主力コンバットアーマーとしてダグラムと共に連邦軍と戦って活躍した。しかしパイロットの練度不足もあってか、敵にやられる事も多々あり必ずしも高性能を発揮出来ていない部分もある。
スタンレー高原攻防戦ではダグラムが修理中のクリンも使用し、それなりの戦果は挙げたものの結局撃破され、クリン自身は脱出している。
デロイア独立後も治安軍が使用した。