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ヘルツォーク・ツヴァイ

へるつぉーくつゔぁい

ヘルツォーク・ツヴァイはテクノソフトのメガドライブソフトとして発売された作品である。
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概要編集

テクノソフトから発売された「ヘルツォーク(Herzog)」の第二作目。ここでは第一作についても紹介する。


Herzog(ヘルツォーク)編集

1988年にPC-8801mkⅡSR、MSX2PC-9801X1でリリースされたリアルタイムストラテジー。この時代ではまだリアルタイムストラテジーは確立されたジャンルではなく、アクションシューティングの一種として見られていた。


CPUだけでなくプレイヤー同士の対戦が可能となっていた。


開発中は「コンバットコマンダー」のタイトルだったが、ありきたりでイマイチだったところテクノソフト開発室室長の新井氏によってドイツ語で司令官(※)も意味する「Herzog」が提案された事でタイトルが決まったらしい。


手がけたプログラマーは色々はっちゃけた隠しテキストファイルで有名だった外山雄一(現在はタイトー所属)。


※:正確にはドイツ語において○○を専ら意味する。


Herzog Zwai(ヘルツォーク・ツヴァイ)編集

1989年12月15日にメガドライブソフトとして発売。前作よりもウォーシミュレーションとしてのリアルタイムストラテジーとなった。自機が戦闘機とロボットと交互に変形可能な司令官機となっており状況に応じて変形して移動と防衛・敵機への攻撃を行う。また、生産したユニットを中立基地・敵基地への侵攻の為に自陣から運ぶ輸送機の役割も持つ。


前作同様にシューティングとリアルタイムストラテジーを合わせたようなシステムだが、前作と異なりマップが全方向のサンダーフォース(Ⅱ)とよく似たタイプとなった。パスワードにより進行記録が残せる(1Pならびに2Pでも)


このヘルツォーク・ツヴァイ、テクノソフトの作品の中では非常にとっつきにくい事でも有名。数を挙げるとキリがないが、「自機移動で燃料消費する為、基地で補給しながら進まないとガス欠で爆発」「UIやルールがわかりづらい」「ボタン操作がミスを引き起こしやすい」「ユニット名が一目でわかりづらい」「ユニット指示コマンドがわかりづらい」等と、とにかくわかりづらい中でプレイしてるといつの間にか敗北してしまうシロモノだったのである。

テクノソフトのメガドライブタイトルでは初期の作品故とはいえ、ルールや仕様を熟知すると特に対戦プレイが面白くなる様子。


また、ニンテンドースイッチ版はネットワーク対戦が可能になりオンライン専用のプレイルーム設定等ができるようになっている。


ヘルツォークアカデミー編集

こういう事もあり、ニンテンドースイッチで展開した新生SEGA AGES版「ヘルツォーク・ツヴァイ」では「ヘルツォークアカデミー」というチュートリアルモードが用意された。M2の技術「E-mote(エモート)」でアニメーションする教官の女の子によって操作やシステムの解説が行われる。


ちなみにこの女の子は正式な名前も無ければ原作には一切登場しない令和に突然現れた新たなテクノソフトキャラ(?)である。しかも一部ボイス付き。\ヘルツォーク!/


ちなみに当初はいかにもなステレオタイプの軍人である男の教官にする案もあったらしい。


このヘルツォークアカデミー、同じテクノソフトのサンダーフォースⅢの「STYX」やサンダーフォースⅣの「RYNEX」がカメオ出演するのはともかく、何故かSEGA作品キャラがやたらカメオ出演してくる。テクノソフト作品なのに。


関連項目編集

テクノソフト リアルタイムストラテジー

ハイパーデュエル:同じテクノソフト作品で戦闘機とロボットに変形可能なSTG

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