概要
『ドラゴンクエストⅦ』に登場するローズバトラーと同系統のボスモンスター。
動物や人間を養分にして生き続ける危険な巨大植物で、ルーメンの第二の災厄の元凶。
オルゴ・デミーラの部下ではないため直接大陸の封印に関わっているわけではないが、ひとつの町の存亡に関わる強大な存在。
『ドラゴンクエストⅦ』で登場した際は赤い花に黄緑のツル(根っこ)という見た目であり、ドラゴンクエストモンスターズシリーズに登場したローズバトラーと全く同じ色だった。
『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』ではローズバトラーとの差別化のために真紅の花に濃い緑のツル、紫の唇という外見になった(メイン画像参照)。
経歴
やみのドラゴン討伐前
ルーメンの町の近くに生息し、町の住人を恐怖に陥れていたが、やみのドラゴンの出現によって太陽が隠れたため光合成ができなくなり、その結果ヘルバオムも枯れ果てた。その残骸がルーメン東の丘に土埃で覆われて残っている。
やみのドラゴンを討伐し太陽が昇るようになると、その残骸があった場所には大きな穴が開いているだけとなり、不穏な予感を感じさせる。
やみのドラゴン討伐後
やみのドラゴンが滅んで町の封印が解け、太陽が昇るようになった結果、ヘルバオムまで復活してしまった。
自身の根っこを駆使し、次々と町の住人を捕食していくその惨状はトラウマ級に恐ろしく、「ヘルバオムがまた現れるくらいなら暗いままの方がマシ」とまで言われたのも納得がいくほどである。
今度は丘の上ではなく地下に根を張っており、ルーメンの町の井戸から行ける地下洞窟の中で主人公達を待ち受ける。
主人公達の活躍により全てのエネルギーを使い果たして文字通りの根絶やしとなり、活動を停止。今度こそ完全に朽ち果てた。
なお、このとき出来た穴からさらなる災厄が降り注ぐことになるのは、まだ誰も知らない…。
戦闘
両脇にヘルバオムのねっこ2体を連れてくるため、先に根っこを倒すことを推奨する。
1~2回行動で、植物モンスターらしい「あまいいき」や「もうどくのきり」といった攻撃の他に、「まぶしいひかり」「マホトーン」といった妨害系行動を駆使してくる。
根っこは倒すと補充されることはないのでそこは安心。
関連作品
ドラゴンクエストライバルズ
第6弾カードパック「小さな希望のシンフォニー」で登場。中ボスだがレジェンドレアではない(※ローズバトラーはレジェンドレア)。
召喚時にランダムな敵ユニット一体のHP、攻撃力をー2し、それを2回繰り返す。
実装時は3回繰り返していたのだが、ただでさえ攻撃力が8と非常に高く、プチタークによるサーチも容易…と使いやすかったこともあり凶悪すぎると判断されてナーフされた。