概要
万能魔女ビビアンの弟子である薬草魔女。10歳。
見習い魔女だが病気や怪我などを見ただけでそれに合わせた薬を処方するといった、治療に関して秀でた才能を持つ。
ただしホウキで飛ぶのは苦手で彼女の下僕アルセニオの(無茶苦茶鬱陶しい)応援の中で微量しか浮かべず落ちている。
時には拗ねんたり小悪魔っぽい仕草を見せる一方でボロボロの重症で帰ってきたアルセニオとレイの姿に泣いたり、エリックに寂しさを打ち明けたりと、いろいろ背負い込みている部分もある。
彼女の身につけている首輪は魔導具でこれを使い猫に変身することができる。解除方法は3回顔を洗ってニャアと鳴く事。
他にも大規模魔法に必要な呪文詠唱をハープの演奏で代用し、植物の種を一斉に開花させたりもできる。
元々ベティは、かつてどこかの国の王様が不老不死の薬作りの材料に差し出した王の娘であった。しかし薬の製作をビビアンが拒否、しつこさに耐えかねたビビアンが王を王座から引きずり下ろしたのだが、帰る場所がなかったことから自身のもとで育てることになった。そのため、
ベティにとってビビアンは師匠であり養母でもある。
アルセニオがエリーランドにやってきたときにビビアンの名を語る詐欺師に囚われしまいその体を悪用されていた。それを仕置きにきた本物のビビアンに同行してきた際にベティに発見、保護されるもののこれまでの辛い過去がフラッシュバックし彼を苦しめる。それを全力で救おうと決意し奮起して魔法の勉強、彼女の初めての魔導具である安眠のための魔法がかかった枕を送る。そんな彼女の想いに触れ、自分を苦しめたものと同様の理不尽から彼女を守ろうと決意し、ベティの下僕になった過去がある。