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概要編集

レイの兄で外見から女性に間違われるほどの容姿。アルセニオと同い年とのことなので24歳になる。フルネームはエリック・リリエンソール。

「極北の魔女」を名乗るだけあり、魔法以外にも星・植物や生物の知識も豊富。地元の霊媒師から魔女の存在を知り独学で研究し魔女の魔法を使えるようになった天才である。(ただし、レイは魔女を名乗れるほどの魔法を使えることは知らず、実家には秘密裏に勉強していた)。

なお、魔女の魔法を使うのに性別制限はないので男性が魔女を名乗るのは問題ない。ただしエリックは劇中の大半を魔法で女性となって過ごしている。これには訳があり、心臓から肺に血液を送る肺動脈が狭窄しており、かつ肺に水が溜まっているため呼吸障害を患っている。そこで女性化の魔法「花園の雫」を習得し、内臓の形を変える事によって体調を安定させることに成功している。

他にも幻覚魔法・鏡を介した瞬間移動魔法等々の魔法を使用し、専用の首輪を装備した動物への憑依魔法を可能とする導具・動物を一時的に人間の姿にかえる魔道具なども使用している。


たまたま魔法を使う姿をロイドに目撃され彼を弟子とする。こっそり家庭教師をしようと動物への憑依魔法を使いネズミの体に乗り移って指導を行おうとするも、彼の家で飼っているフクロウに捕まってしまい、以降はヒヨコですら怯える鳥恐怖症になる受難体質。


ビビアンの元に旅立ったレイを追ってロイドも旅立った際は、彼の相棒フクロウであるアッシュに憑依して助言していたのだが、魔王城での材料集めでロイドらの窮地に鏡を介して駆けつける。以降は知識を生かしたサポート&作戦立案で活躍する。


彼の女性化魔法はビビアンの魔法をベースにしているため、キス魔である彼女の影響で解除方法はキスが必要となっており、結果的にロイドのファーストキス相手となっている。

温厚な性格であるが、一方で倫理観がやや欠如した好奇心の塊でもある。女性化した現状にノリノリで、「どんなものか知りたい」という理由でアルセニオを誘惑したことも。


表向きレイが誰と付き合おうとかまわないといっているが、実際はロイドとくっつくのを考えており、アルセニオを誘惑したのもレイとくっつくのを邪魔するためでもある。しかし、話が進むにつれ弟子ロイドを恋愛対象として意識していると思われる場面も。

だが狩猟民族の地域ゆえ家を継ぐのは男という風習から持病もちの自身の体に対しコンプレックを持っており、いろいろ諦めている事柄も多い。


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