概要
現在のシリーズ作品でおなじみになった要素が数々取り入れられた作品。ボンバーマンシリーズの進化はPCエンジンと共にあったと言っても過言ではないほどである。
- ボムキックやラインボムといった「爆弾を設置するだけではない戦い方」
- 変則的な並び方をしているハードブロックが登場し、複雑な地形という概念が登場
- ステージにトラップが登場し、敵だけではなく数々の仕掛けが行く手を阻む
- バトルモードでCOMキャラが参加できるようになり、プレイヤーが少人数でもにぎやかなバトルが可能
- バトルで倒されたメンバーのアイテムが散乱し、生き残った者たちが熾烈な争いへ身を投じることになる
- 当時のハドソンにおけるリアルイベント「キャラバン」で発見された問題点を洗い出した結果登場した、残り1分からバトルフィールドが狭まる「プレッシャーブロック」
また、黒ボンが(ライバルのような意味ではなく)純粋な敵対キャラクターとしてストーリーで立ちはだかった作品としては本作が最後であると思われる。
ストーリーモードでは全7ラウンドが存在しており、各ラウンドごとの7ステージを突破すると8ステージ目でボスとの対決となる。
なお、ボス撃破後には白ボンと各ラウンドのボスがほのぼのとしたやり取りをしている一枚絵が表示される。ホントは仲良いんじゃないのか…?