概要
2007年に公開されたアメリカの映画。ボーン・アイデンティティーシリーズの第3作。
主演は引き続きマット・デイモン。
原題は「The Bourne Ultimatum」。ultimatumは最後通牒を意味する。
監督は前作から引き続きポール・グリーングラス。
米国アカデミー賞で編集賞、録音賞、音響効果賞を受賞した。
ボーン・アイデンティティシリーズとしてはここで一段落し、実際公開当時に関係者が「これでラスト」とコメントしたこともあった。
しかし、その後に続編が製作決定し、2012年にはスピンオフに近い形式の「ボーン・レガシー」が、2016年には本作からストーリーが繋がる「ジェイソン・ボーン(映画)」が公開された。
あらすじ
前作から引き続き、ジェイソン・ボーンは自身の記憶を探す旅を続けている。
一方で、ボーンを失ったCIAは「トレッドストーン計画」を凍結、新たに「ブラックブライアー(黒バラ)作戦」を開始を目論んでいた。
しかし、イギリスの新聞記者サイモンがトレッドストーン計画を世間に公表しようとしているという情報が流れる。
ロンドンにてサイモンに接触したボーンだが、サイモンは目の前でスナイパーに射殺され、自身もCIAに存在を察知されてしまう。
果たしてボーンはCIAから逃れられるのか、自身の過去を取り戻せるのか。