右目下に泣きぼくろがあり、それ以外の顔立ちはスペインによく似ている様に見えるが、本人はスペインと顔が似ていると思っては微塵もおらず、セーシェルに見間違われた時には心底驚いていた。
セーシェルには見間違えられたが、フランスは「スペインとポルトガルは全然似ていない」と発言しているため、二人の顔がどの程度顔が似ているのか(そもそも本当に似ているのか)は不明である。
(今のところセーシェル以外に見間違えられたことはなく、作者からも「スペインと顔が似ている」と言われたことはなかったりする)
茶髪で緑目。ゆるくウェーブした肩ほどの髪を後ろで一つ結びにしている。

軍装は、白シャツ（開襟）にエンブレム付のベージュジャケット、赤いサイドライン入りのこげ茶のジョッパーズ・パンツ（乗馬用ズボン）、茶色のブーツ。腰に拳銃用のホルスターを巻き、首から大きめのゴーグルをぶら下げている。

キャラクター

欧州の最西端、イベリア半島の西側に位置する国。日本に最初に到達した西洋の国でもある。
長年ファンから登場を期待されていたが、キャラデザの試行錯誤から正式な登場まで長いスパンのあったキャラクター（後述）であり、今のところ登場したばかりで情報は少ない。

アンニュイですごいマイペースらしい。
スペインとは旧知の仲らしく、彼の過去の「あほなエピソード」をたくさん知っている。そのせいかスペインはポルトガルに頭が上がらない様で、ロマーノ曰く「こいつにだけは下手に出る」とのこと。
キャラブックで家族欄がなかったことから、スペインとは兄弟や親族関係ではないことが判明した。

いつから存在していたかは不明だが、ヘタリアW☆S428話で彼が「俺ら(自分とスペイン)千年以上の付き合いや」と言っているため、少なくともレコンキスタ初期にはすでに存在していたようだ。

登場までの経緯

当初は「ヘタリアにない国を擬人化してみる」（二次創作）のタグだったが、後述するデザイン案が発表されてからはそちらに移行した。

2010年11月16日付のブログ記事と18日付のブログ記事に、ポルトガルの4つのデザイン案が掲載された。
2011年8月23日付のブログ記事では、冒頭に吹き出しのみで登場している。
2011年のハロウィン企画漫画の最後の最後に哀愁を漂わせたそれっぽい人物の後ろ姿が描かれている。セリフは「アンニュイやわぁ」という一言のみ。遠目だが髪を後ろで結わえていることが分かるため、上画像の右のデザインを採用したと考えられ、以降はそれに則った二次創作が増えた。
2013年11月14日付のブログ記事にハロウィン企画に伴うリクエストで、ほぼ確定と思われるデザイン(下画像)が投稿された。2010年のデザインと比べると、後ろで結わえた髪から上画像一番右のものに近いが、顔の傷が無くなり、かなり大人びて無口そうな印象を与える。服装はスペインのデフォルト衣装とほぼ同じものだが、ボタンは取れかかり、くたびれた様子だった。

2014年11月9日付のブログ記事および18日付のブログ記事のハロウィンおまけ漫画にて、正式に登場した。右目下に泣きぼくろが追加され、2013年よりも少し幼く気さくな印象を与えるデザインとなっている。
そして2015年ジャンプ+に6月22日から4話連続で登場した。また二話を挟んでさらに二話連続で登場し、少しの間イラスト投稿数が増えた。