CV:高橋広樹
概要
ボンバー星人。ジェッターズの元リーダーで、伝説のボンバーマンと呼ばれたほどのボンバーマン。17歳。
シロボンの兄であり、冷静かつ正義感の強い性格。誰からも慕われていた。シロボンの憧れの存在でもあった。
しかし接してみるとお人好しで抜けた部分があり、その点がマイティの愛嬌にもなっていた。特にシロボンは、マイティがお風呂好きで弟を巻き込んで長湯したり、少しケチなところがあったという。
さらに近所の駄菓子屋のお姉さんに恋い焦がれ、シロボンをダシに使って当たり券付きのガムを買うなどしていたとのこと。
第1話では主人公と言うべき活躍をしていたが、ヒゲヒゲ団との戦闘で行方不明となる。物語のキーパーソンといえるキャラクター。
必殺技は「ファイヤーボム」、「サニティボム」。
ゲームボーイアドバンス用ソフト『ボンバーマンジェッターズ 〜伝説のボンバーマン〜』では主人公として登場。第1話直後からマイティが行方不明になるまでのストーリーが描かれている。
※ネタバレ注意
実は彼はボムスターの7つ目を持っておらず、正確には伝説のボンバーマンではないにもかかわらず称賛され続けた。このため、ボンバーマンとして、そしてジェッターズとして勤めていくことに重圧を感じるようになり、本編の時点ではほとんど限界を迎えていた。そのためボンばあさんにジェッターズを辞めることを打ち明けるまで誰にも話すことが出来なかった。よって、純粋にボンバーマンであることを楽しんでいるシロボンにコンプレックスを抱いていたよう。そこで生まれた彼の暗黒面が、後にMAXとして現れるようになる。
1年前、最後と決めた任務ででシロボンをムジョーに人質にとられ、威嚇のつもりだったビーム砲の攻撃を受けて負傷してしまい、その怪我を隠してヒゲヒゲ団のアジトの破壊に向かう。
その際に未完成だったMA-0ことゼロに背後から襲われ、ボンバーマンの能力と記憶をコピーされてしまう。
背中を突かれたことが致命傷となり、瀕死に追い込まれる。帰還を試みてアジトを「サニティボム」で破壊、その爆発に飲まれて死亡した。
なお、この時自身を襲ってきたゼロを逃げ遅れた人と勘違いしていた。(目が見えなくなっていたため)
その死にメンバーや家族のみならず、以前彼と出会った多くの者やヒゲヒゲ団であるムジョーやバグラーも含めた多くの者が悲しみ、死の事実に苦しめられていた。
彼がシロボンに遺した言葉が、シロボンの行動に影響を与えることも少なくない。しかしその言葉が派生して第三者が酷い目に合うことも。
関連タグ
キョウジ・カッシュ:主人公の兄、自分のコピーが現れるなどの共通点を持つ。こちらは終盤まで生きていたものの、最期はコピーと共に命を落とした。
シロ(ボンバーガール):シロボンをモチーフとしたキャラクター「シロン」の姉。プロフィールの一部にマイティの要素を反映したものがある他、立場としてマイティと被る部分もあるが、あくまでもキャラクターモチーフはゲーム版の「白ボンバーマン(白ボン)」。
ビル(ONEPIECE)、ミステリオ(MCU版):中の人&英雄繋がり。ただし、どちらも人物像が真逆。