(CV-梅津秀行)
概要
ガヴリールがアルバイトをしている「エンジェル珈琲」の店主。
ガヴリールの週一でしか働きたくないという我儘を許しているなど店名に相応しく天使や仏のようなかなりの温和な性格。だが一方で実は昔はブイブイ言わせていたらしく、「永久不滅の仏顔」とは彼のことらしい。
商社勤め時代にブラジルで起きたとびっきりのコーヒー豆との出会いによってコーヒー好きになり、それが高じて会社員を辞め店を開店した。
20年間かけて作ったブレンドコーヒーが自慢だが、ガヴリールには理解してもらえず、サターニャにも冷めていたせいもあって不味いと言われてしまった。しかしヴィーネはとてもおいしいと絶賛し、嬉しさのあまり思わず泣いてしまった。
なお、サターニャの両親にはパティシエという喫茶店と親和性高い職に就いてることもあり、一度しか来てないにもかかわらず大層気に入られている。
余談
先述の通り、ガヴリールの我儘を許すような温和さを持ち合わせている彼だが、
- 従業員への心からの感謝を忘れない
- 天界からの「善行を積んで、人々から心からの感謝を集めよ」という課題で苦しむガヴリールに、「困ってる人を助けるだけが善行ではない」と説く
- 最大級の客入りがあった時には「暑い中来てくれたのに、追い返すのも悪い」と慈悲の心に訴えかけてガヴリールにやる気を出させる
など、ガヴリールに図らずも天使としての心得を養わせている描写も多く、彼女の下界修行を有意義なものにする立役者となっている(先述の善行を積む課題も、彼のおかげで楽々クリアしている)。