概要
CV:生天目仁美
2005年頃現在の喫茶店｢方舟｣のマスターで、大型スクーターを愛車としている。
自称20代前半(アニメでは26歳の山代に対して｢年上の女性は嫌い？｣と尋ねながら迫っていた)のセクシーな女性。
しかし本当は方舟の本当の経営者ではない逃亡中の詐欺師である。
男子学生に貢物をさせたり、勝負事に勝つためにどんな策をも講じるロクデナシで｢世の中カネだ！｣と明言しているが、村田英雄に追われていた素性の知れないあらしを雇い入れるなど懐の深い部分もある。
本名は最後まで明確に明かされなかったが、知り合いの男性(おそらく詐欺の被害者)に出くわした際に｢さやか！｣と呼ばれている。
実は米国人とのクォーターであり、日本人の祖母とその娘である母親も含めて貧困や被暴力など極めて壮絶な人生を送ってきた。
その後身の上話を創作だと否定しているが、幼少期の彼女を保護していた施設が実在する事から概ね事実であると思われる。
ちなみにマスターを保護した施設は、実は空襲を生き抜いていた山崎加奈子と伏見やよゐらが運営していた。
素性と趣味故に結構おしゃれさんで、アニメでは毎回違う服装やアクセサリーを着用。
飄々とした言動で何かと達観した視点を持っており、潤が女だということも早くから気づいていた。
終盤ではやよゐ、加奈子、英雄と共に空襲時のやよゐと加奈子を救うべく、特に被害の大きかった地区の一つ黄金町駅へ向かう。
帰還後は方舟に残り、ラストシーンの時系列となる数年後も店を続けていた。
