CV:野中藍
概要
2005年頃の神奈川県横浜市大倉山周辺の空き家となっていた洋館に住んでいた少女で、その正体は嵐山小夜子と同じく空襲で死んだという幽霊。
空襲時の恐怖によるトラウマが原因で戦後も長く歩く事が出来ず、同じく幽霊となった友人の山崎加奈子が絶えず離れず世話をしてきた。
ある騒動で主人公の八坂一と偶発的に過去へタイムスリップした際、過去の加奈子を機銃掃射から身を挺して救ったのがきっかけで本来の運動能力と明るい性格を取り戻す。
戦時中は実家が時計店の女子高校生であり、嵐山小夜子らの母校の後輩であった。
特技はピアノ演奏。
結局何故なのかは解明される事はなかったが、一の他にマスターや、山代武士の飼い犬のジョゼフィーヌともタイムトラベルができる。
意外と競馬好きでもあり、現代人の山代の前で戦時中に閉業した横浜競馬場の話を持ち出したり、1990年代にタイムスリップした際に制服姿で場外馬券販売所に立ち寄って警備員に追い出されたりした。
終盤で一やあらし達と共に空襲時の自分や友人達を救うべく出動し、加奈子、マスター、村田英雄と班を組んで特に被害の大きかった地区の一つである黄金町駅へと向かう。
過去のやよゐと加奈子は英雄の活躍によって守られて一命を取り留め、明確な描写はないがその後幽体(現代のやよゐ達)と肉体(過去のやよゐ達)が元の一つに戻る事となった。
戦後は加奈子と共に親戚を頼って福岡県へ移り住み、後に幼少期のマスターが保護された児童福祉施設を共に経営していた事が明かされた。
原作では11話からの登場であるが、アニメでは他作品の特徴を語るストーリテラーとして序盤から登場しその作品の特徴的な一言でオチを付けている。