大倉山駅(神奈川県)
1926年(大正15年)2月「太尾駅」として開業
1932年(昭和7年)3月31日 「大倉山駅」に改称
この駅名・地名の由来は、同年に付近に人文科学研究所(現在の横浜市大倉山記念館(公会堂))を設立した実業家の大倉邦彦から採用されたものである。なお「太尾町」の地名も2008年まで残っていた。
駅周辺は戦前から続く高級住宅街であるとされ、東横線沿線随一の治安の良さと緑地の多さを誇る。また、近隣の大倉山公園で毎年開催されている「大倉山梅まつり」も有名。
また、港北区役所を始めとした港北区の庁舎は当駅が最寄り駅である。
当駅からJR鶴見駅西口及び新横浜駅へ行く横浜市交通局のバス路線がある。
駅構造
相対式2面2線の高架駅で、現時点では8両編成まで停車可能。
利用状況
各駅停車のみ停車する。
2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は48,597人である。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 50,809人 |
2009年(平成21年)度 | 50,481人 |
2010年(平成22年)度 | 50,901人 |
2011年(平成23年)度 | 51,231人 |
2012年(平成24年)度 | 52,075人 |
2013年(平成25年)度 | 53,895人 |
2014年(平成26年)度 | 53,826人 |
2015年(平成27年)度 | 55,132人 |
2016年(平成28年)度 | 55,530人 |
2017年(平成29年)度 | 55,635人 |
2018年(平成30年)度 | 55,734人 |
2019年(令和元年)度 | 55,464人 |
2020年(令和2年)度 | 41,399人 |
2021年(令和3年)度 | 44,836人 |
2022年(令和4年)度 | 47,872人 |
2023年(令和5年)度 | 48,597人 |
大倉山駅(兵庫県)
神戸市中央区にある神戸市営地下鉄西神・山手線の駅。 駅番号はS05。
駅イメージテーマは「光と彫刻」。
湊川神社の最寄り駅。
なおこちらの駅名も人名に由来しており(大倉喜八郎:明治時代の実業家)、上記の神奈川の大倉山公園と同じく関連施設(別荘)があった場所が公園として整備されている。
但し駅のある場所の住所名は楠町、こちらは湊川神社の祭神楠木正成公からの由来である。
駅周辺は図書館や体育館など神戸市の教育文化施設が多い。
駅構造
島式1面2線の地下駅で、有効長は6両。
余談
1972年の札幌オリンピックのスキージャンプの会場にもなったことで有名な大倉山スキー場(大倉山ジャンプ競技場)は、勿論北海道にあるため両駅とも無関係である。
因みにこの競技場の建設資金を投じ、施設名の元となった大倉喜七郎は上記の神戸の実業家大倉喜八郎の息子に当たる人物。
関連項目
大倉山駅(神奈川県)
夏のあらし!:重要な舞台として当駅が登場。
矢吹可奈:漫画「アイドルマスターミリオンライブ! Blooming Clover」第2話にて、当駅を利用している描写がある。