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概要
1981年に公開されたオーストラリアの映画。マッドマックスシリーズの第2作。
監督は前作から引き続きジョージ・ミラー。
原題は「Mad Max 2」。
主人公のマックス・ロカタンスキーは前作と同じくメル・ギブソンが演じた。
前作よりもカーチェイス部分を前面に押し出したアクション映画であり、製作費も10倍になったらしい。
世界大戦により荒廃した世界、ヒャッハーな感じのモヒカンの悪党共、そして肩パットをつけたダブルのライダーズ皮ジャケットを着た主人公とその世界観は『北斗の拳』など多くの作品に影響を与えた。
また、アメリカ公開の際は「ザ・ロード・ウォリアー」の副題がついており、モヒカン刈りや肩パット、皮のコスチュームと合わせ、世界的ブームになったプロレスのタッグチーム「ロード・ウォリアーズ」の元ネタとしても有名。
あらすじ
二つの大国が起こした世界大戦により、荒廃して砂漠化した世界。
人々は残り少ない石油や資源を取り合って争いを繰り返していた。
元警察官のマックスは、愛車であるV8インターセプターを駆り荒野を彷徨っていた。
付近に石油精製所を拠点にした村があることを知ったマックスは取り引きのために向かうが、暴走族と精製所の住人たちとの争いに巻き込まれてしまう。
登場キャラクター
カッコ内は俳優。
- マックス（メル・ギブソン）
世界大戦直前に暴走族のため親友と家族を失った元・警察官。
現在は犬と共に荒野を彷徨っている。
- フェラル・キッド（エミル・ミンティ）
野生児の少年。言葉は話せない。
武器は鉄のブーメラン。
- パッパガーロ（マイケル・プレストン）
石油精製所に陣取る村のリーダー。
ホッケーのマスクをつけた、筋骨隆々の暴走族のリーダー。
暴走族のメンバー。赤いモヒカン刈りが印象的な、極めて凶暴な男。
- ジャイロ・キャプテン（ブルース・スペンス）
小型のオートジャイロを持つ男。
オートジャイロを狙う者を返り討ちにする強盗行為で食い繋いでいる。
