概説
キノコのような頭とヒレになった両腕、背中にバショウカジキの背びれを持つ怪物。幻獣オアンネスの女族長エマーが遭難者の体に毒液を注入して作りだした。
能力
口から緑の毒液を吐き、浴びた者を半魚人ラーゴンにしてしまう。この攻撃は月刊ドラゴンマガジン1996年12月号の148ページに井上純弌ジンサンによるイラストがあり、変身中の人間の姿が描かれていて見た者のSAN値を削る。決して夜中に見てはいけない。変身はあらかじめ解毒剤を飲んでおくことで予防が可能。また人間程度の大きさの生物なら軽く絞め殺す程度の腕力も備えている。
知能は低くエマーの笛によって操られる。
裏話
原案を書いた人物によると、ウルトラマンタロウのきのこ怪獣マシュラと宇宙刑事シャイダーの不思議獣ウミウミが外見のベース、フルートで操られるところはシルバー仮面ジャイアントの怪獣やましろが元になっている。とのこと。
ちなみに創造主のエマーの名前はやましろを改造したエマー星人まんまである。
某所で発見された原案作者曰く、作品でカットされた部分では元々は老化が進んでいたオアンネス一族のために人間の若さを集めるために作られた魔獣で、エナジードレイン能力を持ち、口からは酸を吐くという能力を持っており、人間をラーゴンにしてしまう能力は後から追加されたものだった。創造主と共闘してガルガライスの海軍軍人を殺すシーンもあったらしい。