概要
年齢52歳(1998年当時)、身長185㎝、体重101㎏。
民間警備会社に勤める黒人男性。大柄な体格で真面目な性格。かつてベトナム戦争に従軍した経験から戦争の虚しさを痛感し、今の平穏な暮らしが続くことを願っている。妻と息子がおり、ともにラクーンシティに住んでいる。
ウェイトレスのシンディが勤める店「J'sBAR」で同僚のボブとともに食事に訪れていた。ボブの様子がおかしいことに気付くが、侵入して来たゾンビにウェイターが襲われるのを目の当たりにしてバイオハザードに巻き込まれる。
キャラクター性能
年齢こそ50代だが、体力はプレイヤーキャラの中では群を抜いて最も高く、従軍経験から武器の扱いにも長けている。また、重い物を一人で押すことが出来る(物を押す速度も最も早い)。反面、年齢と体格故に移動速度は遅く、さらには立派な体格が災いして唯一ロッカーや机の下などに隠れることが出来ない。ウイルスの感染速度もプレイヤーキャラの中ではジムに次いで早く、長時間探索するシナリオにはあまり向いていない。
プレイヤーが操作しない同行NPCとしては、単独で行動するタイプだが、状況次第でプレイヤーに同行し、プレイヤー側の助けに応じて護衛してくれることも多い。ケビン同様に好戦的で、弾薬の消費も激しい。
固有アイテム
パーソナルアイテムは、彼の愛銃である「マーク専用ハンドガン」。威力は普通のハンドガンよりも僅かに低いが距離による威力の減退が少なく、クリティカルヒット率が高い。また、ケビンとは違い、普通のハンドガンの弾を使用する。『FILE2』では、エクストラアイテムに「ハンドガンマガジン」が追加される。
スキル
スペシャルアクションは、敵からの攻撃のダメージを大幅に軽減する「ガード」(毒やウイルス感染上昇までは防げない)。もう一つは、打撃系の武器を最大まで溜めると、ゾンビなら吹き飛び、タイラントさえも怯むほどの強力な一撃を与える「フルスイング」。『FILE2』では、さらに上下方にも攻撃できるようになる。
余談
作中で離れ離れの妻と息子の身を心配する場面が多々あったが、『FILE2』のエンディングで妻と息子の姿があり、生存が確認出来た。つまり、妻と息子はゾンビや化け物だらけのラクーンシティから自力で脱出したことになり、何気にこの一家の生存能力の高さが窺える。
※ただしアウトブレイクシリーズのキャラクターの生存が正史で確定しているのはアリッサのみで、マークおよび家族の生存は定かではない。エンディングはあくまでゲームの演出と見るべき。