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ヨーコ・スズキ

よーこすずき

ゲーム『バイオハザード アウトブレイク』に登場するメインプレイヤーキャラの一人。
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概要編集

年齢:20歳(1998年当時)、身長163㎝、体重58㎏。

ラクーンシティに住む自称・大学生日系人女性。生まれも育ちもアメリカの日系二世であるため、日本に関してはほぼ無知で英語しか話せない。奥手でおとなしく静かな性格だが、コンピュータのことになると大胆な行動に出ることもある。

過去にアンブレラ社で働いていた経歴があるらしいが、その時の記憶は失ってしまっている。一方で、「零下」ステージのアンブレラ地下研究所のマップを最初から持っていたり、同ステージのイベントに登場するアンブレラの女性研究員のモニカと顔見知りであったりと完全には記憶が消えていないような節も見受けられる。

ウェイトレスのシンディが勤める店「J'sBAR」に訪れ、当初は眼鏡を掛けて研究員風の格好をしていたが、トイレで着ていた服を取り換え髪を切って地味な見た目に変えていた(理由は不明)時にバイオハザードに巻き込まれる。



キャラクター性能編集

プレイヤーキャラの中では一番体力が低い上に移動速度も一番遅く、拳銃の射撃能力も最も劣っているので、敵との戦闘には向いていない。

長所はウイルス実験の被験者となっていたためか、ウイルス感染速度が8人の中でダントツで最も遅い。体力が低いので最も倒れやすいが、ウイルス感染速度が遅いのでそう簡単には死なない変わった特性を持っている。体力の最大値が低いのを逆手に利用すれば、回復アイテムはグリーンハーブや回復剤でも十分事足りるのも利点。調合したハーブや救急用スプレーはなるべく他のキャラに使わせてあげよう。

後述のエスケープで戦闘回避行動にも優れ、パーソナルアイテムのナップザックでアイテムを他のキャラより多く持つ事ができ、他のプレイヤーの後方支援やステージの探索と攻略にも大いに貢献できるので、彼女もシンディと同じくサポートに向いているキャラである。

持てるアイテムの多さ、感染速度の遅さ、回避行動を持っているなどの点から初級者に選ばれがち。だが前述したメリットをもってしても低すぎる戦闘能力は無視出来ず、ステージや敵の配置・行動パターンを把握した中級者以上でないと本領を発揮しきれないだろう。


「零下」ステージでは元アンブレラの研究員だけあって最初から研究所内のマップを熟知している。そのため、ヨーコでプレイすると一部のイベントをショートカットできたり、生き残っている研究員からアイテムを貰うことができるなど多少有利に進められる。


プレイヤーが操作しない同行NPCとしては、常にプレイヤーに付いて来る上に指示に対する反応も良く、ナップザックのおかげでアイテムを多く持つことが出来るため、サポート要員として能力を十分発揮できる。ただこの所為で名前を捩って「ソーコ」と呼ばれることも。

『FILE2』ではプレイヤーが相性の良いケビンデビットのどちらかの場合は、離れずに常にぴったりとついて来るようになる。

だがプレイヤーが相性の悪いジムの場合のみ単独行動するようになり、殆どの指示を聞かなくなる上に、ヨーコ自身が危なくなっても合流しない。


なお、「零下」ステージでプレイヤーが選択しなかった場合はプレイヤー達とは別行動で研究所に入るが、途中でゾンビ化してしまっている。


固有アイテム編集

パーソナルアイテムは「ナップザック」。他のプレイヤーキャラは(パーソナルアイテムを除く)最大4つまでアイテムを持てないが、ヨーコだけはナップザックのおかげでアイテムのサイズに関わらず、8つ持つことが出来る。プレイヤーがナップザックの中に入れたアイテムを使用する場合は通常のアイテム欄に出す必要があるが、同行NPCのヨーコはナップザックの中に入っているアイテムをそのまま使用できる。

『FILE2』では、エクストラアイテムに「お守り」が追加される。一部の即死攻撃の即死判定を無効化し(ダメージは受ける)、時間経過によるウイルス進行速度を軽減する効果がある。


スキル編集

スペシャルアクションは、その場から這いずる様に離脱する「エスケープ」。発動すると短時間だけ無敵状態となり、ボタンを押している長さによって移動距離が変わる。ただし、エスケープ開始時から地面に這いつくばるまで一瞬の間は敵からの攻撃判定があり、起き上がりにも隙も生じるので注意が必要。

『FILE2』では、タックルの代わりに相手をのけぞらせた後、エスケープを行う「突き飛ばし」。最大まで溜めるとエスケープはしないが威力が若干上昇し、ダウン率が高くなる。



余談編集

彼女はT-ウイルスを実用可能なウイルスに変えるための「ベース・セル」のドナーである。つまりT-ウイルスの産みの親とも言える存在(T-ウイルス自体を生み出した人物は他にいる)。

『FILE2』の最終ステージ「突破」にてその記憶が蘇り、エンディング後にアンブレラの不祥事とラクーンシティ崩壊の真相を一緒に脱出した研究員のリンダと共にマスコミに告発してる。※ただしアウトブレイクシリーズのキャラクターの生存が正史で確定しているのはアリッサのみで、ヨーコの生存は定かではない。


バイオハザードシリーズ』では恒例のコスチューム変更があるが、彼女にはシンディと同じく前代未聞のコスチュームが用意されている…。




関連タグ編集

バイオハザードシリーズ アウトブレイク ラクーンシティ アンブレラ 日系人


富長タケル…漫画ヘヴンリーアイランドの主人公。シリーズにおける日系人繋がりだが、こちらは純粋な日本人。

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