概要
バイオハザードシリーズを題材とした漫画作品である『バイオハザード・ヘヴンリーアイランド』の登場人物であり、主人公である。
人物
アシスタントディレクターである眼鏡の日本人青年。過去に仕事で出会ったグラビアアイドルの優貴マユに想いを寄せている。
肩まで伸ばしたやや長めの茶髪で、メガネをかけており、中肉中背。
バイオハザードシリーズにおいては数少ない日本人の主人公であり、初登場時はどこにでもいそうな一般人で、当然ながら戦闘経験は無く、それどころか昔からトラブルを避けるようにして生きてきたため喧嘩もしたことが無かったことから、一見するとひ弱そうに感じられる。
しかし、それ故か頭の回転が速く高い危機回避能力を持ち、作中では敵のB.O.W.の追跡を逃れるため、咄嗟に泥沼の中に飛び込んで回避したり、一緒にいたマユを相手の注意から逸らせるために自ら囮になるなど勇敢な一面もある。
また、意外にもキャンピングなどのアウトドアな趣味を持っていて、更にインターネット上で興味のある情報をかき集めている情報オタクであり、そうして培われたサバイバル知識が本作では大いに役に立ち、特別な知識や技術は一切持っていない極めて平凡な青年だった前作の『マルハワデザイア』の主人公リッキーと比べると、かなり頼りになるように感じられる。
島でのロケでバイオテロに巻き込まれ、参加アイドルやスタッフが次々と惨殺されおぞましいゾンビになっていく状況、謎の怪人B.O.W.『モリオ』の襲撃など、極限の騒動に翻弄されるうちに、人間的にも大きく成長していき、当初生き残りたちのリーダー役であった元BSAAのブラウン・アンダーソンが命を落とした後は、彼の役目を継ぎマユ達を統率・先導していた。
その後、テラセイブのクレア達と共に事件の黒幕に立ち向かって生還。
事件解決後に、クレアがクリスに宛てた本件を振り返っての文の中では、『国際人気アイドル番組ロケで起きた惨劇からの生還者』としてマユとともに帰国し時の人となっていたが、島の惨劇の中で培われていった二人の絆やたくましさから、日本のあれこれの中でもうまくやっていくだろう…と語られている。
関連タグ
ヨーコ・スズキ：シリーズにおける日本人系メインキャラ繋がり。ただしトミナガは日本生まれ日本育ちの生粋の日本人なのに対し、ヨーコはアメリカ生まれアメリカ育ち、日本に関しては米国内の風聞レベルでしか知らない日系二世である。
リンダ・パール：こちらも一般人の主人公であるが、トミナガとは逆になすすべもなく命を落としてしまった。
ルーカス・バトラー：ある意味主人公補正が無いトミナガと言える青年。
