概要
年齢24歳(1998年当時)、身長176㎝、体重70㎏。
ラクーンシティの地下鉄駅に勤務する鉄道員の黒人男性。
気さくで陽気だが、少々臆病な性格。悪気は無いが常に一言多く、周囲の反感を買いやすい。趣味はバスケットボールと靴集め。パズルが得意。
ウェイトレスのシンディが勤める店「J'sBAR」に訪れて雑誌のパズルをやっている時にバイオハザードに巻き込まれる。
キャラクター性能
体力は男性キャラの中では最も低く8人中6番目、足の速さは平均程度。銃器はそこそこ扱えるが、後述のスキルにより近接武器の方が得意。
普通に使うと最弱キャラになりかねないが、運とプレイヤースキル次第で化けるポテンシャルを秘めた上級者向きプレイヤー。
彼を語る上で絶対に外せないのが『ウイルス進行速度』。時間経過・被ダメージ両方での上昇が8人中トップで、後述のスキル「死んだフリ」と併せて何も考えず探索しているといつの間にか感染度がヤバいことになっている。
高ウィルス剤を余すことなく拾うのはもちろん、寄り道を避け敵からの被弾も極力抑えるなど高いプレイヤースキルが要求されるキャラである。
プレイヤーが操作しない同行NPCとしては、状態が良い時は単独行動を取りつづけるが、少しでも自分の身が危なくなるとプレイヤーに付いて行動する。しかも、指示をあまり聞かず、少しでも傷を負うとすぐに回復アイテムを使ってしまう。
固有アイテム
パーソナルアイテムは「コイン」。コイントスをして表が出る度、クリティカル率が上がる。裏が出たらリセット。
『FILE2』では、エクストラアイテムに「幸運のコイン」が追加される。持っているだけでクリティカル率が上がり、武器が壊れにくくなる。
また鉄道員という職種柄、地下鉄ステージ「異界」では職員用のカギを最初から持っている他、ダクトの中を移動することが出来る。(ただし鍵所持は難易度Nomal以下のみ)
スキル
特殊能力として、室内のアイテムの位置がMAPに表示される「アイテムサーチ」を持っている。
また趣味がパズルということで、謎解きのヒントを口走ることも。
スペシャルアクションは、棒状の武器装備中にタイミングよくボタンを押すことで、連続攻撃し続ける「連続振り回し」。動作後は息切れし隙だらけになるので、敵の目の前で失敗しないよう要練習。
もう一つは一度発動すると、どんな敵にも一切襲われなくなる「死んだフリ」。発動している間は無敵だが、その間ウイルス進行速度が爆発的に早くなるため、乱用は出来ない。あるアイテム使用後は、ずっと発動することも出来るが……。
FILE2では効果が弱体化され、「敵に認識・発見されない」だけとなった。つまりタイラントのダッシュのような、床面に攻撃判定のある技は死んだフリしてても喰らってしまう。
余談
上記のようにプレイアブルキャラの中ではやや使い勝手に癖がありNPC時にはこちらの意図に反する行動もやりがちなことから、本来なら脱出できず凄惨な末路を迎えてもおかしくなかったが幸運にもそれらを打開できる人物たちが身近にいたことで生き延びる可能性ができたキャラクターと認識するプレイヤーもいる