概要
スキル:ランク5の「攻撃up」「防御up」「速度up」
「身体強化」の超人と謳われる高レベルの女武闘家。その性格や戦闘スタイル、スキルから「弱肉強食の体現者」、「神速の武闘家」とも呼ばれている。ザイード四天王の一角でスキルは「攻撃up」「防御up」「速度up」の「3種のバフ」で全てが最高のランク5、マール自身の能力の高さも相まってパワー、タフネス、スピードが何倍にもなるという自己完結型の戦士。その強さ故、「力には責任が伴う」、「弱者を救え」などと説かれることが多いようだが、本人は「馬鹿みたいだよねぇ?」と一蹴している。
一見すると快活で親しみやすそうに見えるが、好きな事は人の関節をバラバラにする事と本性はメリー以上に歪んだサディスト。メリーをして「完全な異常者」と言わしめる程であり、弱肉強食をモットーとし弱者を人と思わず、「おもちゃ」と認識しては試合前に昂ったという理由で奴隷の手足の関節を全て外している。その性格は戦闘中にも発揮されており、見鏡の関節も外しにかかっていた。メリーと同等かそれ以上に自身家で、負けたら奴隷に堕とされる試合において見鏡の初撃をあえて受ける、攻撃する箇所を事前に宣言するという行動も見られた。これは見鏡のコピーしたバフがどの程度かを計り、死なない様=壊れない様に反撃する為であり、その後は関節を一個ずつ外す算段をしていた。更には激怒した際に「内臓までぐちゃぐちゃにする」と発言しており、徹底的に人体を破壊するという異常性が見られた。ここまで見ると完全なサディストであるが、後に媚薬の効果もあってかM気質に目覚めておりマゾヒストとしての素質もあった模様。
敗北後は自身の負けが受け入れられず、ルームに連れ込まれも「お前なんかにヤラれるくらいなら…!」と反抗していた。しかし、それも失敗に終わりお仕置きと称して尻を叩かれ感じてしまい、あれほど見下していたミカガミへの好意を宣言し、進んで〇コキやフェ〇チオをやるほど堕ちてしまった。
戦闘スタイルは自身をバフで強化し、徒手空拳で攻撃する近接型。練り上げられた肉体に、最高ランクのバフをかける事によって何倍もの力を出すことが可能になっている。単純ながら隙の無い戦法であり、相手のスキルの劣化版しか使えない見鏡にとっては相性最悪とされていた。強化された拳から放たれる一撃は強烈で、劣化とはいえバフ効果を受けたミカガミが防御の上から受けたにもかかわらず、試合場の端まで飛ばされていた。この強烈なパンチは巨大な大砲の様だとされ、実況からは「洗礼砲」と呼ばれている。バフスキルは重ねががけが可能な様で、試合中にもそれを実行していた。結局、見鏡の策略により実現されずにいたが、マールの真の実力は描写された以上の物があることになり、試合中に己の欲求を満たそうとしなければ余裕で見鏡に勝てていた可能性がある。この点はメリーと同じで自信過剰である点、相手を見下し油断してしまう点が本来のポテンシャルを引き出しきれていないと言える。