ミニスカートのハツハル
みにすかーとのはつはる
ミニスカートのハツハルのとは、BW2観覧車イベントに登場する一般トレーナーで、肩書きはミニスカート。
今回の観覧車イベントに登場するキャラクターは夏:女装→秋:妊婦→冬:厨二病と濃い面々。
そんな中、次に観覧所の前に現れたのは、ミニスカート姿の少女であった。
話しかけてみると見た目に反してヤンキーっぽい台詞を言う。異名は「ライモンのあばレパルダス」ことハツハル。
彼女は重度の花粉症らしく、「くしゃみしているところを見られた」などと勝手なインネンをつけ、突然バトルを吹っかけてくる。使用ポケモンは異名の通りレパルダス1匹の編成なので、ここまで来たプレイヤーであれば楽勝だろう。
……ちなみに、肝心のくしゃみはどんな風なのかと云うと、
「イッ……イックションッ! イックションッ! イックションッ!!」
という、なんとも変わったくしゃみである。これは恥ずかしい。
バトルに勝つと今度は観覧車での度胸比べを挑んでくる。
観覧車内では、最初は主人公が終始黙っていることに対して、「何でだまってんの?」「ひょっとして ビビッてんじゃん!?」などと強気なからかいをぶつけて来るが……観覧車の頂点に差し掛かったその時……
「…… …… ……ギシッ ……ミシッ! ギシギシッ!!」
「キャーッ! もうダメッ! 壊れるッ!! パパ!! ママ!! 助けてー!!」
老朽化の影響か観覧車が軋み、一気に素の臆病な性格が見え隠れする。
決してキレた主人公♂が逆上して襲い掛かったわけではない。確かにここだけ見るとかなりヤバイ事をしているようにも見えるが、あくまで健全な度胸比べである。
観覧車から降りた後は「こっち見てんじゃないわよ……」「テメー マジ覚えてろよ!!」と恥ずかしさを隠せない様子で去っていく。……とまあ、今までの濃い面々からすると意外と王道なストーリーである。
しかし、次の日以降に主人公と再戦した際は……
「アンタさあ アタシに なんか ようなの? 片思いなら マジ勘弁だし ひょっとして くしゃみフェチ?」
……と、くしゃみフェチという子ども向けゲームとは思えないマニアックな単語を持ち出してきたり、「憧れのタマゲタケ先輩」の話をする等、彼女にもまたゲームフリークの拗らせっぷりが現れている。
というか、シリーズを通してミニスカートは観覧車が苦手なんだろうか……