概要
スターム・ルガー社は、1959年にアメリカ軍に採用されたM14を参考にした自動小銃を開発。1974年にM14を小型化したようなミニ14を発表。アメリカ軍に制式採用されるのを期待したが、先にM16が制式採用されたことにより民生用ライフルとして販売されることとなった。
設計方針に沿った単純な機構で、製造コストが低い上に故障も少なく手入れも容易である。その設計から命中精度も良好であり、人気は高い。
Muzzelite(マズライト)社のコンバージョンキットを組み込むと、ブルパップ方式に変更できる。
ミニ14はMZ14に、ミニ30はMZ30にコンバージョンできる。
MZ30は、SF映画のスターシップ・トゥルーパーズのモリタ・ライフルのベースになった。
バリエーション
ミニ14:5.56x45mm NATO弾のモデル。
ミニ30:7.62×39mm弾(AKやAKM用の弾薬)のモデル。
MZ14:ブルパップ方式に変更したミニ14。
MZ30:ブルパップ方式に変更したミニ30。
仕様
全長 | 946mm |
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銃身長 | 470mm |
重量 | 2900g |
弾薬 | 5.56x45mm NATO弾 |
装弾数 | 5/20/30発 |