ミューレン大佐(グランディア)
みゅーれんたいさ
ミューレン大佐とは、『グランディア』に登場するキャラクター。
CV:小杉十郎太
人物
「ジュール財団」の私設軍団であるガーライル軍の軍人。
バール将軍に次ぐ指揮権限を持つ軍のナンバー2。
軍の最高権力者であるバール将軍の息子。親の七光りだけでなく、実力と人望で23歳で大佐にまで出世した有能な軍人。高い戦闘能力に加えて、有能な指揮能力も持ち合わせており、とにかく行動の決断が早い。今やるべきと判断した行動は即座に実行に移し、不備があればその場でより最善とされている方法を正確に選択する。
美形な上に育ちがよく、品位や高いカリスマ性を備えており、女性兵士達からの人気が高い。
一方で、現地で働く部下に対する差し入れをしたり、助言を行うなどマメな気遣いもしており、男性兵士達からの人望も厚い。ガーライル軍基地所属のカイト乗りの間では、ミューレン隊へ編入を希望する兵が後を絶たないらしい。
常に冷静沈着に見えるミューレンであるが、それは軍人としての自分を演出するために気を張っているだけにすぎず、時折物思いにふけるような苛立ちと寂しさを見せることがある。誰にも見せない本当の自分の姿を見せられるのは、心を許している副官のリーンだけである。
父親のバールはもともと一般の軍人であるが、母親は古くから存在する亜人種族であるため、古代エンジュール語が話せる。霧の樹海に住む亜人の少年レムと、コムヌケの実(亜人の言葉を理解できるようになるアイテム)無しでも会話することも可能。
ガーライル軍の真の目的「ユグドラシル計画」の内容を知る一人。
ゲーム内の性能
サルト遺跡でジャスティンの前に現れた時は、スーとジャスティンが機転を利かせて戦わずに逃げ延びる事が出来たが、ゲーム終盤は正面から挑むこととなる。ジャスティンとミューレンの一騎打ちとなるので、ちゃんと育成しておこう。
剣術に秀でており「昇竜斬」など後のシリーズにも続く必殺技を会得している。
使用必殺技
・ソニックブーム
直線状に伸びる音速の剣撃。技封じ効果を持つ。
・昇竜斬
エレガントでダイナミックな高速4連撃。こちらも技封じ効果を持つ。
その他、高レベルの魔法を際限なく使ってくる。MP上限はあるものの最大値が高いため、枯渇することはまず無い。必殺技の2種類とも技封じ効果を持ち、通常攻撃にも技封じ効果がある。防具でステータス異常対策を行っていないと執拗なまでの技封じラッシュを食らうハメになる。運が悪いと初手から必殺技を封じられてしまうことも。どうしても勝てなければレベルを上げてコンボでゴリ押すべし。