概要
ジャスティン達の住むパームの街の発展に大きく貢献した組織「ジュール財団」の私設軍隊。有史以前の高度文明「エンジュール文明」の技術を現代に蘇らせる目的でジュール財団の有力者により設立され、その私設部隊であるガーライル軍は遺跡の調査等を行っている。物語開始時は「ユグドラシル計画」という極秘の計画を遂行している。
構成員
ガーライル軍の最高司令官。元々は軍の地方指揮官に過ぎなかったが、ある事で功績を上げ将軍にまで上り詰める。
※他にもパームの街のガキ大将、ガンツの兄であるゴンツも所属しておりサルト遺跡の調査に駆り出されている。
ジュール財団
パームの街の発展に貢献した謎の財団で、ガーライル軍は財団の組織の1部門に過ぎない。パームの街には『パームはジュール財団のたまもの』を自負している財団の人間がおり、財団の協力が無ければパームの発展は10年は遅れていたと語っている。財団内では定期的にイベントが行われているようで、パームの街の人がダンスパーティーに出たいと呟いていた。
ガーライル軍の計画・イベント等
- ユグドラシル計画
軍独自の極秘作戦で世界中の遺跡に兵を派遣し、精霊石を集めさせている。
- 女性士官美人コンテスト
ガーライルの兵士達の間で行われた、軍の女性士官の一位を決めるコンテスト。1位はリーン中尉で2位がミオ中尉、その後の順位は不明。兵士達による熱い論議が行われた。
ガーライル軍関連地域・施設
- パームの街
メッシナ大陸に存在する街で、ジャスティンやスーの故郷。かつては小さな漁港だったが、ジュール財団の蒸気機関などの工業技術により、経済的発展を遂げた。蒸気機関の導入に伴い機関車、外輪船等が整備され、街にはジュール財団の工場が立ち並び、煙突から煙を吐き出し続けている。財団が強引な経営でパームの経済を支配したとも言われており、街の中にはガーライル軍の兵士が駐留している。長い間財団や軍と共生しているため、住民の中には軍人に憧れを持ちガーライル軍に就職する者もいる。現在は新大陸エレンシアへの唯一の窓口として機能しており、物語開始時はサルト遺跡の発掘調査が行われている事もあり、普段よりガーライル軍の兵士が大勢訪れているという。
- バール記念博物館
パームの街に建設されている、エンジュール文明の遺物を展示している博物館。その名前の通りガーライル軍総司令官のバールが、考古学に数々の貢献をなした事を記念して建てられた施設。展示してある遺物は、新大陸エレンシアのドム遺跡で発見された光翼人像を始め、サルト遺跡で発掘された様々なものが展示されている。
- ガーライル軍基地
新大陸エレンシアに建造されたガーライル軍の基地。計画遂行の為、パーム出身の兵士も多数配属されており新大陸の部隊の規則の厳しさを噛みしめている。
ガーライル軍関連設備
- 戦車
サルト遺跡を始め様々な場所で配備されている。
- カイト
ガーライル軍の飛行機械で飛び道具も備えている戦闘機。カイトのパイロットを希望する兵士は、訓練を終えた後ミューレン隊への配属を認められる。ジャスティン達が軍用列車を強奪して逃亡した際の追跡等に利用され、それを見たジャスティンからは「軍の新兵器っ⁉」と言われた。ガイアとの最終決戦でもガーライル3人娘達により使用され、ガイアに対する援護射撃が行われた。その見た目が同じくゲームアーツから発売された「SILPHEED」の登場機体に似ているという意見も存在する。
- ロックバード
サルト遺跡の調査時にミューレン大佐が、軍事機密を知ったジャスティン達を捕らえる為に設置した「シカケ」。ジャスティン達が初めて戦闘する事になるボスモンスター。
- 軍用列車
新大陸エレンシアの基地に配備されている軍の列車。兵士達によればこれまでのものより出力が高く、丁寧に整備しなくてはいけないと語っている。基地に連行されたジャスティン達が逃亡する際に使用する。
- 戦艦グランドール
赤いボディの巨大戦艦。
- 戦艦リオンロット
青いボディのグランドールの同型艦。ミューレンの船。
- 蒸気砲
軍事要塞Jに搭載されている兵器。エンジュール文明の超技術に蒸気機関の制御系を取り付けている。