概要
体内にシャードと呼ばれる悪魔の力を取り込んだ結晶を埋め込まれた「シャードリンカー」(英語版では「シャードバインダー」という呼称)と呼ばれる存在になった18歳の少女。
『Ritual of the Night』のほか、スピンオフ作品の『Curse of the Moon』シリーズにも登場しているが、各シリーズの繋がりは明確にされていない。
Ritual of the Night
CV:小清水亜美/エリカ・リンドベック
本作の主人公として登場。10年前の悪魔召喚の際、シャードの影響で時が止まった状態で昏睡状態に陥ったため生贄から外され、10年後に記憶が曖昧な状態で目を覚ました。
確固たる自分の意思を持っている女性で、若さゆえに素直で直情的な部分が見えることもある。困った人は助けずにはいられない性格。孤児で辛い思いをした過去から自分の仲間が人々に不幸をもたらしていることに心を痛めている。
ゲーム中の彼女の容姿は身に着けるアクセサリーやマフラーによって変化し、ディアン・ケヒト大聖堂の一区画にいるキラーバーバーのトッドに会うと髪型や髪色、アイシャドウや服装の色などを自由にカスタマイズできるようになる(ヘアスタイルは「世界のファッション○○号」を集めることで増やせる)。ちなみにシリーズを問わず彼女が身に着けている角はアリエスホーンという髪飾りである。
Curse of the Moon
スピンオフ作品の『Curse of the Moon』ではステージ1のボス・グラットントレインの打倒後に仲間に加えられるキャラクターとして登場。
メインウェポンとしてリーチの長い鞭を使用し、この他にも水平方向に投擲するダガー、斜め上方向に3本投擲する剣、リーチが短く隙も大きいが威力が高い斧、敵や敵弾を貫通し、ブーメランのように戻ってくる鎌などのサブウェポンが使える。また、他のキャラクターよりもジャンプ力が高く、スライディングで狭い通路を突破できるのも強み。ステータス強化アイテムは高所や閉所に隠されている場合が多いため、これらのアイテムの獲得には彼女の存在が不可欠となる。
ミリアムを仲間に加えるかどうかはプレイヤー次第で、無視して素通りするのも一刀のもとに斬り捨てるのも自由(この時の行動により結末が変化)だが、彼女を仲間に加えた場合、錬金術師や悪魔、そして悪魔の力を宿すシャードリンカーに憎悪を抱く斬月に敵意を向けられるも自身のシャードリンカーとしての力を悪用しないことを固く誓い、彼と共に戦う道を選んだ。
その後はグレモリーが死の間際に放った闇の波動から仲間達を庇い、闇堕ちした斬月を救うべく残された仲間と共に旅立ち、苦難の末に彼の居城へと辿り着く。だが、彼女達の力では魂を救うのが限界であり、斬月はかつての仲間達の手によって葬られることとなった。